子育てエール!専門家による、ママパパ応援コラムvol.10

出産後もスタイル維持したい!妊娠中に行っておきたい体のケア方法。

2016/8/26
出産後もスタイル維持したい!妊娠中に行っておきたい... 出産後もスタイル維持したい!妊娠中に行っておきたい...

既に出産を経験した方も、これから経験される方も、共通して悩みの種になるのが、「出産後の体型」についてではないでしょうか。 赤ちゃんを産んで”ホッ”とした後、お腹を見てみると、あれ?出産したのにまだお腹がポッコリしている!という経験をした方も多いはずです。今回は妊娠中からできる体のケアについて、いくつかポイントをご紹介したいと思います。

体重・体型コントロールのポイント

自身の経験や、産後指導士として数多くの産後女性を見てきて気づいたことの1つに、妊娠中は「気持ちを緩ませたくて何かを食べてしまう」という現象があります。

妊娠中は自律神経が乱れやすく、マタニティー・産後ブルーに繋がることもあるのですが、それを抑えようと体が食に傾きやすいようです。
そんなときは、乱れた自律神経を正常に戻す3つのことから始めてみましょう。

1. 背骨を動かす運動(脳から背骨を伝わって神経にアプローチ)

2. ゆっくりと鼻で呼吸

3. 軽い有酸素運動(疲労物質の出ない範囲で運動し、休むことでリラックス神経に切替わる)

こうすることで自律神経が落ち着き、自分に必要な食事の量をコントロールしやすくなりますよ。

妊娠線予防のポイント

また体型以外にも、産後の体で気になるのが「妊娠線」ですよね。
保湿等の基本ケアに合わせて、ぜひ頭に入れておいていただきたいのが、「妊娠中にお腹の筋肉を緩めすぎない」ということです。

お腹の中の赤ちゃんを腹筋で抱っこするようなイメージで、腹直筋に力を入れてみましょう。あくまでもイメージでハリを持たせる方法なので、運動で筋肉をつけるような忍耐・努力は不要です!

出産後の締まったお腹を手に入れる準備にもなり、さらには妊娠線の予防にも繋がるでしょう。ただしお腹に必要以上の力を入れすぎるのはよくありませんので、あくまでイメージを大切にしてくださいね。

【最後に】

妊娠出産は、女性の体に大きな変化を及ぼします。自立神経をしっかりコントロールし、日々の体の変化に振り回されすぎないようにできるといいですね。
まずは簡単にできるケアから始めて、限りあるマタニティー・産後ライフを楽しみましょう!

朴玲奈

PROFILE

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一般社団法人体力メンテナンス協会代表理事。
一般社団法人体力メンテナンス協会では「真の体力をつけることで、産後うつ・無気力・うつ病などは防げる!改善できる!精神を、自分をコントロールすることができる!」をテーマに、各地での講演会、大学などでのデータ蓄積、検証や全国でのインストラクターの育成も行う。一般社団法人ペリネイタルケアアソシエイツ(現、体力メンテナンス協会)を設立した同年、名古屋大須にスタジオレイナパークを設立し、幅広い世代に向けて体力メンテナンスの普及に務める。 また、同協会ではお誕生日に愛する人のために健康であることを確認にいくという文化を根付かせるべく 「バースデーLOVE検診」を推奨している。イベント活動(LOVE FESTA)を中心に、シンポジウムや、クラブイベントなども手がけ、 メディアや、イベントなどにも多数参加。

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