マタニティ&妊活ヨガインストラクターのマタニティヨガのススメvol.1

妊娠中のヨガの効果と気をつけておくこと

2016/7/13
妊娠中のヨガの効果と気をつけておくこと 妊娠中のヨガの効果と気をつけておくこと

マタニティヨガにチャレンジしてみたい!けど、お腹の赤ちゃんも心配・・・そんなお話をよく耳にしますので、今回は、妊娠中のヨガの効果と気をつけておきたいことをご紹介します!

マタニティヨガとは?

「マタニティヨガのおかげで安産を迎えられました!」「安定期に入ったらマタニティヨガがおすすめ!」というお話を聞いたことがあるかもしれません。

マタニティヨガは、妊娠期の女性の心と体の安定をサポートするためのヨガです。妊娠期間や目的ごとに、クラスを分けているところもあるようです。

通常のヨガと基本的には変わりませんが、妊婦さんや赤ちゃんに負担がかからないよう行っていきます。

やることの意味と効果

マタニティヨガには、リラックスとエクササイズの良さがあります。嬉しいポイントは4つ。

1つは、妊娠中や出産に役立つ呼吸法が身につくこと。心地良い呼吸は、気持ちが不安定になりがちな妊婦さんの心の安定だけではなく、陣痛の痛みと体のこわばりを和らげてくれるため、出産が楽になる人もいます。

2つめは、腰痛と肩こり、便秘、そして、手首や足首といった間接のむくみなど、妊婦さんの不快な体の症状の予防や改善に効果的なアーサナ(ポーズ)を盛り込んでいること。おなかが大きくても気持ち良くとれるポーズばかりなので、ヨガ初心者でも安心してできます。

3つめとして、妊娠中や出産、子育てに必要な体力づくりと、適切なダイエットにつながること。マタニティヨガはゆったり動くため、すぐには体力アップにはつながりませんが、深い呼吸を続けて行っていくことで、代謝が上がります。産後ダイエットを始めた場合も効果が出やすくなります。

最後に、ヨガには欠かせない瞑想による効果があります。おなかの中の赤ちゃんを意識し、会話をするように行うことで、自身や赤ちゃんの状態を優しく見つめられるようになり、出産後まで心身ともに穏やかに過ごせるでしょう。

気をつけておくこと

始める前に、必ずかかりつけの病院で確認をしてください。一般的に妊娠約5ヵ月から始めて良いとされますが、体調や妊娠の状況はみなさん異なるからです。

レッスンにはなるべく動きやすく締め付けない服装で、参加するよう心がけましょう。また、辛さや痛み、違和感があったら中止してください。その他何か不安なことがあれば、産婦人科で相談をすることが大切です。

ポーズが正しく取れているかは気にしないで大丈夫です。自分自身がリラックスすること、そして、赤ちゃんの動きを感じてみることが、マタニティヨガを楽しむコツです!まず一度、近くのレッスンに参加してみませんか?

栃久保奈々

PROFILE

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ヨガインストラクター。インド中央政府公認校卒業。人材サービス会社・マーケティング会社の人事を経て独立。メンタルヘルスまで意識したヨガに定評。
イベント、企業などでの出張レッスンやオンラインにて、20代から60代までの男女のヨガレッスンを行う。 『インド式 壁の乗りこえ方』(自由国民社)好評発売中。

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