商品開発の現場へ!ピジョン商品開発メンバーに聞いてきました!

vol.1 ピジョン中央研究所ってどんなとこ?

コモドライフ取材班 2017/2/27

茨城県つくばみらい市にあるピジョンの中央研究所は、出産・子育てなどについて研究し、さまざまな商品を生み出しています。中央研究所はどんなところで、どんな研究をしているのか?取材班が突撃取材してきました!

つくばみらい市は、茨城県南部に位置しています。2005年につくばエクスプレスが開業し、東京都心へのアクセスが良くなったことで、人口が増え続け、ファミリー層にも人気の町となっています。

ピジョンの中央研究所にはさまざまな設備がありますが、なかでも特長的なのは「モニタールーム」です。赤ちゃんの行動や、ママが赤ちゃんの面倒を見る行動を、家と同じように再現できる工夫がいっぱい詰まっています。

今回は、モニタールームを開発本部の斉藤哲さんに案内してもらいました!

斉藤さん
モニタールームは、ママと赤ちゃんの生活を再現してもらう場所です。モニターのママと赤ちゃんに来ていただき、家と同じように授乳をしたり、搾乳をしたり、離乳食をあげたりしてもらいます。

ーーモニタールームは、広い部屋や小さな部屋、簡易キッチンや電子レンジがある部屋など、いくつかの部屋に分かれています。

斉藤さん
例えば、広い部屋は赤ちゃんの歩行やベビーカーの動きを研究しています。電子レンジのある部屋は、離乳食をあげる様子を再現して、研究開発に活かしています。ピジョンはいろいろな商品を扱っているので、商品に応じて使い分けているんですよ。

ーーどの部屋も、ごく普通の家にあるようなインテリアや雑貨が置かれ、とてもリラックスできる雰囲気です。

斉藤さん
家にいるのと同じように、ふだんの姿で育児をしてもらうためです。ふだんではなく、よそ行きの場所で授乳したり、離乳食をあげる様子をもとに商品開発をしても意味がないですからね。モニターさんを迎えるときには、私たちの服も気を遣っているんですよ。

ピジョン株式会社 開発本部フェロー 斉藤哲さん

ーー確かに斉藤さんは、パッと見たところ、まったく研究員には見えません。ごく普通の、近所のおじさんに見えます(笑)。

斉藤さん
白衣はもちろん、ネクタイやスーツも着ないようにしています。他に用事があり、スーツを着て研究所に来た社員も、モニタールームに来るときはカジュアルな服に着替えるようにしています。ママや赤ちゃんが緊張してよそ行きの行動をしないように、細心の注意を払っています。

ーー“ふだんどおり”のママと赤ちゃんの行動から、ピジョンのさまざまな商品が生まれているんですね!

次回は、赤ちゃんの授乳や哺乳運動について20年以上研究している専門家である小児科医の林先生にも登場してもらい、最近のママの悩みや子育て事情などを伺います!

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