長女コトちゃんと次女ハルちゃんのパパ・浅田典孝さんが振り返る、子どもとの幸せ時間。第1回は子どもを授かったときのエピソードです。
浅田家についに赤ちゃんができました。結婚して4年。待ちに待った念願の赤ちゃんです。
結婚してから、嫁の友達、僕の友達、年齢的にちょうどみんな子どもができていきました。後から結婚した友達も子どもができ、2人目の子どもが産まれている友達も。子どもができたと報告があるとうれしい反面、「早く自分も」と思っていたと思う。子どもがなかなかできないことで2人で泣いたこともありました。
でも、そんな嫁を元気づけてくれたのはやっぱり子ども。友達の家に遊びに行き、友達の子どもの話をするときの嫁はとても楽しそうだった。嫁が、友達に妊娠を伝えたとき、みんな我が事のように泣いて喜んでくれました。嫁を心配してくれ、元気づけてくれた嫁の友達、子どもたちに感謝です。
安定期に入る前、僕の友達にも1人伝えていました。すぐに神社に行って安産のお守りを買ってきてくれました。本当に感謝です。
そして嫁のおとうさん、おかあさん。 嫁から子どもができたと聞いて、結婚式でも泣かなかったおかあさんが泣いて喜んでいました。報告した後に教えてくれたんですが、おかあさんとおばあちゃんは毎日お参りに行ってくれていたのです。
おとうさんはこれまでは“超”がつくほどのヘビースモーカー。それが子どもができたと聞いたその日からタバコをやめました。素直でないお父さんは「風邪をひいたからやめた」と言っていますが嫁に子どもができたからです。
これまで口には出さないけれど、早く孫が欲しかったであろうお互いの両親に感謝です。きっとおなかの赤ちゃんは新居ができるのを待って、新しい家で産まれてきたかったのかな。産まれる前から贅沢な赤ちゃんです(笑)。
早くみんなにも報告したかったけど心配をかけた分、安定期に入るまでがまんしていました。報告を終えた頃には嫁のつわりも大分落ち着いてきました。あとはおなかが大きくなり肉体的にもさらにしんどくなってくる嫁をサポートしていくだけ。
何よりも、嫁に一番の感謝です。ありがとう!
少し文面を変えていますが、妊娠報告時に書いたブログです。今読んでみるとこっぱずかしいのですが、当時の気持ちがそのまま書いてあります。
我が家は現在8才の長女、5才の次女との4人家族。と老犬フウタ。気づけば今年厄年を迎え戦々恐々としていた僕ですが、そんなことを忘れるくらい淡々と流れいく毎日を幸せに感じて過ごす日々。嫁はいいかげんな性格でもありいい加減にも真面目。子どもたちが産まれてきてくれたことへの感謝は成長するにつれて責任感へと変わっていき、毎日泣いたり、笑ったり、怒ったり(一番多い)、そんな日々を積み重ねています。
今回コラム執筆のお話を頂き、久しぶりにブログを読み直してみると子どもたちの存在のありがたさに改めて気づかされました。
これから出産を控えている方も産後の方も、記憶が新しいうちに今の気持ちをブログでも自身の手帳にでも書いて、タイムカプセルのように後々ご夫婦で開いてみてはいかがでしょうか? きっと幸せな気持ちになれますよ(ちなみに嫁の幸せ持続時間は3時間。後に子どもたちへの怒声が聞こえてきました。笑)。