パパ芸人山西章博「初めての育児は、わからないことだらけ!」vol.5

我が家に息子がやってきた!

2019/12/5
我が家に息子がやってきた! 我が家に息子がやってきた!

お笑いコンビ「夫婦のじかん」の山西章博さん。相方でもありイラストレーターでもあるママが生活費を稼いで、パパが家事をするライフスタイルをブログやSNSで発信中です。パパ芸人山西さんが、わからないことだらけの初めての育児について書き綴ります。

出産時の出血の影響で退院が1週間程延びましたが、ついに退院する日を迎えました。いよいよ家族3人だけの生活が始まるのかという楽しみと、何かあったらどうしようという思いで少しの緊張を感じました。レンタルしたベビーベッドを組み立て、部屋を清めて(ただの掃除)、奥さんと息子を病院に迎えに行きました。

医院長や助産師さん達と記念撮影をして、部屋の荷物をまとめて、いざお家へ。今まで2人で過ごしていた部屋に息子が加わって、なんだか落ち着かなくソワソワしていました。

息子さん

息子はというと、基本的には寝ているかおっぱいを飲んでいるか。ただ寝ると言ってもまだまとまって寝るわけではなく、長くて2時間弱、早いと30分程で起きて泣き出し、おっぱいかミルクを飲んでまた寝る、というのを繰り返していました。そのリズムも一定ではなく、奥さんは息子に付きっきりでした。

しかも、泣いた時におっぱいで寝てくれればいいのですが、泣き止まずにグズっていることも多かったです。オムツを替えてみたり、抱っこをしてみたり、またミルクをあげてみたり、何をすればいいのかと手探り状態でした。

さらに、抱っこの状態のまま寝たとしても、布団に寝かせた際にかなりの確率で目を覚まし泣き出していました。かの有名な「背中スイッチ」ってやつですが、僕はこの時初めて知りました…。

そう言えば入院中お見舞いに行くと、「今日午前中大変だった…。ずっとグズってて、おっぱいやミルクあげてた…。」と言っていました。面会の時間が昼過ぎからだったので、僕がお見舞いに行く頃にはある程度落ち着いていて、大変だったねと労うものの実際にこういう状況を見たことはなかったのです。

これは本当に大変だ…。心底思いました。そしてその大変さは、夜に本領を発揮します。

昼と同じく2時間弱で目を覚まし、おっぱいをあげてもすぐ寝るわけでもなく、寝たとしてもベビーベッドに寝かせるとまた泣いて起きる、の繰り返し。ここに眠さが加わるのでよりキツく感じます。

僕がおっぱいをあげることはできないですが、ミルクを用意したり、何もすることがなくても一緒に起きるようにしていました。この状況でいくら出来ることがないからと言って、隣でイビキかいて寝ていたら腹が立ちますもんね(笑)。

結局初日の夜は、夜中に起きてなかなか寝ずに、気がつくと僕も奥さんもそして息子も、いつの間にか寝てしまっていたのでした。

ママの大貫ミキエさんと息子さん

僕たちは里帰り出産でもなく、実家から親に手伝いに来てもらうわけでもなかったので、始めから2人だけでの子育てでした。その分大変でしたが、メリットもあり、すぐに僕1人でも育児がスムーズに出来る様になりました。

そして、今となってはいい思い出ばかりです。なんだか学生時代のキツかった部活動の話で盛り上がるみたいに、夫婦で笑いながら振り返ったりしています。

そんなこんなで家族3人での怒涛の初日は終わり、知らないことだらけの育児が始まっていくのでした。

山西章博

PROFILE

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徳島県徳島市出身。吉本興業株式会社所属。2015年に同期でもある大貫さんと結婚。2016年大貫さんと夫婦コンビ「夫婦のじかん」結成。2018年第一子誕生。芸人仕事をしながら主夫もしている。
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