お笑いコンビ「夫婦のじかん」の山西章博さん。相方でもありイラストレーターでもあるママが生活費を稼いで、パパが家事をするライフスタイルをブログやSNSで発信中です。パパ芸人山西さんが、わからないことだらけの初めての育児について書き綴ります。
怒涛の息子との初日を終え、2日目3日目と相変わらずペースが掴めない生活が続きます。
息子はと言うと、もちろんまとまって寝る訳ではなく、長くて2時間弱、早いと30分程で起きて泣き出し、おっぱいかミルクを飲んでまた寝るという生活です。もちろん夜もかわりません。ただ体が慣れてくるのか、夜中に急に起こされても多少寝不足でも初日ほど疲れを感じなくなりました。
初日を乗り越えたら何とかなる!人間の適応力はすごいです。
そしてさらに助かったのがお義母さんが送ってくれたバウンサーでした。背中スイッチで布団に置くと泣いて起きてた息子も、バウンサーだと比較的起きなくなりました。平面のベッドより、赤ちゃんの丸まった背中に合わせたCカーブのバウンサーの方が、フィットして起きづらいそうです。Cカーブという言葉もこの時初めて知りました。
ただ長時間バウンサーに寝かせると良くないとの事で、夜はベビーベッドで寝かせる事にしたのですが…。まあこれが全く寝ません。お包みや授乳クッションを使ってCカーブを作ってもダメでした。ネットで色々調べてやってみてもあまり上手くいかず。そんな方も多いんじゃないでしょうか?
今振り返っても、何のタイミングでベビーベッドで寝るようになったのかわかりません。根気強くチャレンジして、赤ちゃんに慣れてもらっただけなのか。それともある程度月齢がいくと寝るようになるのか。結局、抱っこやバウンサーで夜寝ることも度々ありました。
赤ちゃんも人それぞれ、人間なんで個性があって当たり前ですよね。何でうちだけ上手くいかないのか?と思わない事も大切だと思いました。
大変さばかりをフィーチャーしてきましたが、もちろんそれ以上に幸せな瞬間が多々ありました。抱っこしてミルクを飲ませている時やそのまま眠った時の寝顔はもちろん、泣いている時でさえ、こんなに泣くのも今しかないと思うと愛おしく思えてきます。
中でも沐浴は、それはそれは可愛いくて、疲れも吹き飛ぶレベルでした。
うちでは特にどちらが何をやるか決めず、その時に一番スムーズなやり方で育児をやっているのですが、初めのうちは僕が沐浴を担当していました。
息子は沐浴を嫌がらず、むしろとても気持ちよさそうにしていたので、僕も沐浴の時間がすごく楽しみでした。そのかわりお湯から上がると泣き出すので、体を拭いて服を着せる奥さんは大変だったと思います。
後から知ったのですが、それでも僕に沐浴を担当させてくれたのは、沐浴を通じて育児の楽しさを知ってもらいたいからだったそうです。お心遣い感謝します。
そして、息子が家にいる事が当たり前になって、体がその生活に慣れてきても、わからない事はどんどんと出てくるのでした。
PROFILE
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徳島県徳島市出身。吉本興業株式会社所属。2015年に同期でもある大貫さんと結婚。2016年大貫さんと夫婦コンビ「夫婦のじかん」結成。2018年第一子誕生。芸人仕事をしながら主夫もしている。
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