先輩パパとママの毎日コラムvol.185

新世界で、一歩一歩。「マタニティフォトって、いつ撮る?」

2018/9/6
新世界で、一歩一歩。「マタニティフォトって、いつ撮... 新世界で、一歩一歩。「マタニティフォトって、いつ撮...

写真家・山本彩乃さんが綴る、ゆったり子育てライフ。今回のテーマは「マタニティフォト」です。

妊娠9ヵ月頃になっても、そこまでおなかが大きくならなかった私は、「もっと大きくなったらいいのになあ」と思っていました。

というのも、つわりで以前より5kg体重が減って、おなかもそこまで大きくなかったので、会う人ごとに、「痩せたね!言われなければ妊婦さんって分からないかも」と言われていたので、それが少し気になっていたのです……。

おなかの大きさとは裏腹に、おなかの中の赤ちゃんは、順調にすくすく育っていました。

さあ、いつマタニティフォトを撮ろうか……?

これは妊婦さんが悩むことのひとつではないかと思います。早くからおなかが大きくなる人もいれば、私のように小ぶりの人もいます。

妊婦という、期間限定の身体の変化を記録しておきたいという想いと、産まれてきた子に、このおなかの中にあなたがいたのよ、と見せてあげたいという想いがありました。

出産予定日は2018年の1月13日だったので、もう少しおなかが大きくなるまで待とうかな、と年末年始に家の中で撮る予定で、身軽な妊婦だったので、11、12月中もアクティブに動いていました。

富士吉田に行った際に立ち寄った北口本宮冨士浅間神社。富士吉田に行った際に立ち寄った北口本宮冨士浅間神社。大きな根っこの神秘的な木がたくさん。

週末は、夫と二人、車で静岡や山梨、葉山などいろいろなところに小旅行に出かけたり、短時間の撮影をしたり、平日には会いたい人たちに会いに行ったりしていました。

写真左:友人に頼まれた撮影をしに渋谷へ。 
写真右:会いに来てくれた友人が撮ってくれた写真。マタニティマークが写っており、懐かしい一枚。
写真左:友人に頼まれた撮影をしに渋谷へ。
写真右:会いに来てくれた友人が撮ってくれた写真。マタニティマークが写っており、懐かしい一枚。
大好きなお友達の節子さんとランチ。大好きなお友達の節子さんとランチ。男の子育児の話を色々聞いた。

12月16日土曜日。何か胸騒ぎがしたので、「とりあえず、今のおなかの大きさで撮影しておこう!」と夫に提案。「もし年末年始にもっと大きくなっていたら、2回目を撮ればいいよね」と、そんなに広くない我が家のリビングで、暖房で部屋を温め、マタニティフォトを撮影しました。

好きで集めているフェイクグリーンを飾り、お義母さん手作りのコサージュを髪に付けて撮影。好きで集めているフェイクグリーンを飾り、お義母さん手作りのコサージュを髪に付けて撮影。

12月17日日曜日。以前から行ってみたかった町田リス園に行き、かわいいリス達に癒されて、おなかの子へのプレゼントとして、リスのぬいぐるみを買いました。

12月18日月曜日。以前から約束していた、何年ぶりかに会う友達と恵比寿でランチ。1時間くらいの移動であれば、問題ないよとお医者さんからも言われていたので、東京にもたまに出かけていました。

この日は、とても体調が良く、いつもよりもたくさん歩けてしまい、気づいたら1万歩近くなっていました。18時頃友人と別れ、グリーン車に乗って平塚に帰ってくるとき、また、ふと何か気になって「破水」について調べながら電車に乗っていました。「完全破水、前期破水、ふむふむ……」

19時過ぎ、家に着いて一休み。テレビを見ていて、立ち上がったときに、「パンッッ!」という音と共に、透明な水がバシャっと出てきました。

胸騒ぎが的中。予定日より26日早く、突然、完全破水したのでした…!

そこから出産するまでのお話は、次回に。

早く生まれる可能性はあるだろうと、思ってはいたけれど1ヵ月近くも早いとは……。ギリギリ、マタニティフォトを撮影しておいて、良かった……!!という体験談でした。

山本彩乃

PROFILE

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写真家。広告、雑誌などで活動。2017年12月に長男、2019年6月に長女を出産。あらゆるもののもつ、輝きを写したい、という想いで日々シャッターを切っている。
https://www.yamamoto-ayano.com

(制作 * エチカ)

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