先輩パパとママの毎日コラムvol.243

まいにちが宝石〜365の想い出「『写真の楽しみ方』<マタニティライフ編>」

2019/4/18
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二人の男の子のママであり、写真家として活動する原 未来さんの、子育ての楽しい思い出。今回は「マタニティフォト」がテーマです。

私が妊婦だった10年前は、マタニティの姿を写真に残す「マタニティフォト」は、まだまだメジャーではなかったように思います。でも昨今ではマタニティフォトを撮影する方が増えてきて、撮影のご依頼をいただく機会が増えてきました。

自分自身のときには大きなおなかが見慣れなくて、終始気恥ずかしい気持ちでいましたが、改めていろいろな方にお会いして撮影させてもらうと、妊婦さんって本当に綺麗!毎回ポーッと見惚れてしまう内側からの美しさがあります。

命をおなかの中に宿している神秘的な姿と内側にいる子の輝き。それはそれは本当にウットリするほどの美しさです。

恥ずかしがっていないで、私ももっと撮って残しておけばよかったー!と少し残念な気持ちもあるくらい。

室内で撮影したマタニティフォト

シンプルに室内で撮影するマタニティフォトも印象的で素敵ですし、少し勇気がいるかもしれませんが、気候のいい時期には自然のきれいな光の中で撮影するのもオススメです!

こちらは初めて外でのマタニティ撮影を快諾してくださったお知り合いの方なのですが、早朝の日が昇り始めるくらいの時間に集まって撮影しました。朝の光がとってもきれいで美しかったです。

自然の綺麗な屋外で撮影したマタニティフォト

また、第2子以降の妊娠だったら上の子と一緒の記念写真を残しておくのもいいかもしれません。弟や妹を待ち望むワクワクした気持ちをお母さんとツーショットで撮影したり、かわいい上の子の小さな手や足と一緒に赤ちゃんのいるおなかを写してみたり。

ちなみに、私も次男を妊娠時に長男と一緒におなかの撮影をしましたが、数年経って長男にそのときのことを覚えているか聞いてみても、全く覚えていませんでした(笑)。自分がお母さんのおなかから出てきたということは漠然と理解していても、こんな風に実際におなかが大きくなってそこに入っていた!なんていうことは、子どもにはなかなか理解ができないみたいです。

上の子と一緒に撮影したマタニティフォト

マタニティ写真がどうにも苦手……恥ずかしい……という方は、影(シルエット)で残しておくのはどうでしょう。

シルエットを撮影する方法も

妊娠中はつわりなど体調がすぐれないときもあって、必ずしもみんながみんなハッピーなマタニティライフを過ごしているとは限りません。

私も第2子のときは、前回の経験から体調の管理も上手にできて妊娠中も楽しいばかりだったように思いますが、初めてのマタニティライフであった第1子のときには、つわりや貧血もあり、どんなに育児書を読んだり先輩ママから話を聞いたりしても不安でいっぱいでした。

けれど、10年経って改めて思うのは、どんな状況でも記録しておくと自分の大切な宝物になるということ。そのときは気がつかないことの方が多いけれど、振り返ってみると貴重な時間や体験だったことって結構あると思います。私は振り返ってみると、自分が撮影者になることが多く、子どもと一緒の写真があまり残っていなかったので、もっともっと自分と子どもが一緒に写っている写真を残しておけばよかった!とつくづく思います。

コンセプトや背景など考えて作り込んで撮影するのもいいけれど、とにかくたくさん撮って残しておくことが大切かなと思います。

これからご出産を迎えるマタニティママさんは、ぜひ楽しいマタニティライフを写真とともに過ごしてくださいね!

原 未来

PROFILE

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写真家。2人の男の子のママ。高校卒業後に渡米し、写真家・ホンマタカシ氏のアシスタントを経て独立。
http://miraihara.wixsite.com/work

(制作 * エチカ)

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