先輩パパとママの毎日コラムvol.271

新世界で、一歩一歩。「4Dエコーってどうなの?」

2019/10/2
新世界で、一歩一歩。「4Dエコーってどうなの?」 新世界で、一歩一歩。「4Dエコーってどうなの?」

写真家・山本彩乃さんが綴る、ゆったり子育てライフ。今回のテーマは「4Dエコー」です。

一人目の妊娠の時、通院している病院では2Dエコーでの健診でした。白黒の画像ですが、おなかの中の子が動いていて、輪郭や手足、お尻などが見えるだけでも嬉しくて、初めてエコー写真をもらった時も感動して、今も大事にしまっています。

従来の2Dエコー写真

一人目が7ヵ月の頃、3Dエコーを他院で撮影出来るらしいことはなんとなく知っていて電話したこともありましたが、その時調べた近所の病院では、その病院に通院している妊婦さんのみと言われてしまい断念。でも2Dで男の子とはっきりわかっていましたし、高そうだし……顔を見るのは産まれてからの楽しみにしよう!と考え直し、そのまま出産を迎えました。

青空

1年半後、二人目を授かり同じ病院で2Dエコーを見ていましたが、「どうやら女の子っぽいけれど、確定はできない」ということが続き、男の子か女の子かは、産まれる前に知っておきたいなあ……と思うようになりました。

保育園で新しく出来たママ友にその話をしたら、教えてくれたのが通院していなくても4Dエコーを撮れる病院でした。友達は兄弟2人とも4Dエコーのみその病院で撮影し、金額も初回5千円で、20分間でうまく撮れなかった場合は1回のみ無料で撮り直ししてくれるとのこと(4Dエコーは病院によって初回の値段や、撮り直し不可のところなど様々なようです)それならやってみようかなと主人に相談し、記念に撮ることに決めました。

黄色い花

28週くらいまでが顔が写しやすいようで、私は27週1日目で、4Dエコー初体験!2Dエコーしか見たことが無かったのに一気に4Dですから未知の世界です。

いつもやっている2Dエコーから画面が切り替わり4Dに。3D画像のまま動くので4Dと呼ばれており、その時の赤ちゃんの動きが見えます。なので赤ちゃんが眠っていたら動かないので、静止画と変わりません。カメラの位置に顔が向いていなかったり、腕で顔を隠していたりで、私もはじめはうまく顔が見えませんでした。「腕を動かして〜お顔見せて〜」と先生と私はおなかの子に呼びかけます。腕は変わらず顔の前に。「ちょっと違うところも見てみよう」と、足や股のところを写すと……確定しました!

「女の子ですね。」

これで出産までドキドキせずに準備して待つことが出来ます。先生が「少し押すよー」と、赤ちゃんの足のあたりのおなかをぐーっと押してみたら、腕や顔を動かしてくれて、少しの間でしたが、顔が見える動画を撮影出来ました。

4Dエコー写真

胎盤の近くにいて、白く胎盤がかぶって写ってしまっていて、「もう少し胎盤から離れてほしいなあ」と呼びかけましたが、おなかの子は胎盤に口をつけて遊んでいる様子(笑)。そして終了の時間が来てしまいました。

顔がよく見える瞬間を3D画像で数枚プリントしてくれ、20分間の4D動画の記録データをUSBに書き込んでくれました。

妊娠4ヵ月頃のまだ胎動を感じられない頃からも4Dエコーは撮れるようで、その頃だと全身が写せ、子宮の中で自由に動いている様子を写したりも出来るようです。もっと早く知っていたら、その頃から定期的に撮ってみても良かったかもなあと思いました。

緑と木漏れ日

あっという間でしたが、おなかの子が動いている動画を少しの時間でも残せたのは、とても神秘的ですし、おなかの中にいる時限定なので、良い記念になりました。

山本彩乃

PROFILE

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写真家。広告、雑誌などで活動。2017年12月に長男、2019年6月に長女を出産。あらゆるもののもつ、輝きを写したい、という想いで日々シャッターを切っている。
https://www.yamamoto-ayano.com

(制作 * エチカ)

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