先輩パパとママに聞きました！vol.12

子どもが喜ぶこと間違いなし！の手作りおもちゃ

2016/5/20

アメリカ・オレゴン州にあるアシュランドという芸術活動が盛んな美しい都市で暮らすセキアキコさん。妊娠７ヵ月でアメリカに移住し、出産を経験。アメリカでの子育てエピソードを伺いました。

パパ愛用時計とママ愛用カメラをおもちゃに。（大きい時計はママも欲しくなり後で作り足したもの）

パパとママとおそろい！　子どものハートを掴んだプレゼント

ーーvol.6のお誕生日のガーランドの飾り付け、とっても素敵でしたね！プレゼントは何をあげたんですか？

セキ
パパやママの大人の持ち物に興味が強くなってきて、パパの腕時計を着けたがったり、私のカメラで「はい、チーズ！」と写真を撮るマネをしたり。

でもそうやって興味を持つものに限って、とても大切だったり壊れやすかったりするんですよね……。息子が興味を持ったことはさせてあげたい。でも、持たせてあげられない物もある。そのもどかしさからこのおもちゃを思いつきました。「遊ぶなら、こちらで思う存分どうぞ！」って（笑）。

ーーどんな風に作ったのですか？

セキ
手順は、
１）まずカメラや腕時計の写真を撮り、アイロン転写紙にプリント、白い布に転写する。
２）白い布の裏側にフェルトを布用ボンドで貼り付ける。
３）しっかりとくっついたら、カメラと腕時計を切り抜く（ここで、フチをミシンで縫ってあげると強度が増す）。
４）カメラには紐を、腕時計にはゴムをつけたら出来上がり！

腕時計はゴムで巻きつけるようになっているので、子どもでも着けやすい。

ーープレセントしたときの反応を教えて下さい。

セキ
ラッピングして、バースデーパーティのときに渡しました。「It’s Papa’s!　It’s mama’s!　The same same! （これパパの！これママの！同じ同じ！）」と、やっぱりお揃いなのが嬉しそうでした。まさに狙い通り！

かわいくラッピングされたプレゼント。

ーーその後、オーちゃんはどんな風に使っていますか？

セキ
カメラを首からぶらさげて、みんなに向かって「はい、チーズ！」と言って写真を撮るまねっこをして遊んでいます。時計を着ける時は、「いま何時？」と聞くと、日本語だといつも「しちじ！」英語だといつも「six o’clock!」と答えてくれます（なぜかこの時間だけなんです（笑））。これから時計を読む勉強をするときにも役立ちそうです！