はじめて妊婦帯を購入するプレママのお買い物をレポート。妊婦帯選びのポイントを取材しました。
妊娠がわかって、最初に必要になるマタニティアイテムのひとつ「妊婦帯」。マタニティ&ベビー専門店に出かけると、品揃えの豊富さに圧倒され、何を選べばいいのかわからないというプレママも多いのでは。そこで今回は、はじめて妊婦帯を買うプレママのお買い物に密着!はじめての妊婦帯選びをレポートします!
今回登場していただくプレママさんの由佳さんは、妊娠8ヵ月。 「5ヵ月くらいから必要なのかな?と気にしていたのですが、インターネットで調べたらいろいろなタイプがあり、どれが自分に向いているのかわからなかったので、ここまで妊婦帯を買わずに来てしまいました」とのこと。「産前用と産後用の違いすらわからないし、サイズもどれを選べばよいのかわからないんです」と、やや不安げな様子です。
妊婦帯売場に行ってみると、妊婦帯を付けたマネキンが置かれていたり、妊婦帯の見本があって肌ざわりや形、サイズを確認できたり、初めてのプレママでも着けたときのことをイメージしやすい工夫がたくさん!実際に手に取ってみた由佳さんは、「妊婦“帯”というので、ドッシリした厚地のイメージでしたが、デザインはカワイイし、手触りも柔らかくて薄手ですね。」と、今までのイメージが変わった様子。「実際に着けてみたいですけど、どういう位置に着けたらよいのかわからないですね…」
そこで、お店のスタッフさんにアドバイスを聞きました。
「お腹が大きくなってくると、不安定な姿勢になったときに、自然と手で押さえたり支えたりする仕草をするようになりますよね。その手の機能を果たしてくれるのが妊婦帯です」と坂田さん。
由佳さん
「お腹に巻くものは産前用と産後用があるようですが、違うものを買う必要があるんですか?」
坂田さん
「同じお腹に巻くものでも、産前はお腹を支えるための妊婦帯、産後は骨盤をサポートするための骨盤ベルト、とまったく用途が違うので、別々のものを買う必要があります。」
由佳さん
「私はパンツスタイルが多いんですけど、どんな妊婦帯がオススメですか?」
坂田さん
「外出するときは、ガードルタイプの妊婦帯がずれにくいのでオススメです。アウターにもひびきにくいですし、トイレの際の着脱も楽にできます。家でリラックスしている時や寝るときは、腹巻きタイプをオススメします。」
由佳さん
「時々、腰が重く感じることがあるんですが…」
坂田さん
「お腹の大きさには個人差がありますが、大きくなってきたら、サポータータイプで支えるとお腹の負担もサポートできてよいですよ。ガードルタイプで、背中に腰を支えるサポートクッションがついているものもオススメです。」
由佳さん
「サポータータイプはどうやって着けるんですか?」
坂田さん
「おなかの下から支えるように着けて、マジックテープで止めます。ガードルタイプも試着室でショーツの上から試着できるので、素材の感触やはき心地を確かめられますよ。」
由佳さん
「妊娠してから暑く感じることが多くて、“帯”を着けることに少し抵抗があるのですが…」
坂田さん
「通気性や吸水性がある素材を使った妊婦帯も多く出ています。薄手のもののほうが、薄着の季節には、アウターにもひびきにくいのでオススメですね。ただ、冷房などでお腹だけ冷えてしまうこともあるので、腹巻きタイプは持っていると便利です。腹巻きタイプは初期から臨月、場合によっては産後まで、意外に長く使えるんですよ。」
改めて、スマイル育児アドバイザーの坂田さんに伺いました。妊婦帯は、どんな人が買いに来るのですか?オススメは?
「やはり戌の日のために来るお客様が多いですね。その場合は、戌の日を迎える妊娠5ヵ月の初期から臨月まで使える『はじめてママの妊婦帯セット』などをオススメします。最近は、働いている方も多いので、アクティブに動く人にはガードルタイプがオススメですね。また、外出が多い方や薄着の季節には、アウターにひびかない色や素材が向いています。」
はじめての妊婦帯選びを体験した由佳さんに伺いました。今日の感想はいかがでしたか?
「店頭で商品を見ながら説明してもらったので、よくわかりました。限られた妊娠期間にモノを増やしたくない気持ちもあるので、初期から臨月まで長く使えるタイプはすごくよいですね。また、今の私に合う妊婦帯がわかりました!ガードルタイプの妊婦帯は、パンツスタイルが好きで、妊娠中もあちこち出歩きたい私にピッタリですね。」
アカチャンホンポグランツリー武蔵小杉店
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