先輩パパとママに教えてもらいました!vol.35

かんたんソーイング。ベスト風のエプロン

2019/3/19
かんたんソーイング。ベスト風のエプロン かんたんソーイング。ベスト風のエプロン

デザイナーとして活躍する佐々木智子さんは、子どもが生まれた頃から洋服や身の回りのものを手づくりすることが多いそう。今回はすぐに小さくなってしまう子ども服を手づくりしたいというママにおすすめの、離乳食が始まる頃にとても便利だったという「ベスト風エプロン」を教えてもらいました。

小さな赤ちゃんの頃はよだれを拭くためのスタイが必需品でしたが、離乳食が始まると食事の食べこぼしを拭くことが多くなってきました。この頃、便利だったのがベスト風のエプロンです。ベストのように袖を通しておなかまで広い範囲をおおうので、ごはんのときも安心です。

ダブルガーゼなどの吸水性の良いやわらかい布で何枚か作り、食事やおやつのときによく使っていました。

写真上は息子が1才半の頃。植物にお水をあげるお手伝い中。写真上は息子が1才半の頃。植物にお水をあげるお手伝い中。

ダブルガーゼを2枚縫い合わせて作ります。この作り方では表地をプリント、裏地を無地で作っています。表と裏、どちらも同じ布を使っても大丈夫です。

出来上がり丈は28cm。1才〜1才半くらいの子にちょうど良い着丈です。息子が着ている写真は1才半(身長80cmくらい)の頃のもの。このエプロンはもう少し大きくなるまで使えます。2才〜3才のお子さん用の場合は身長に合わせて丈や幅を調整してみてくださいね。


HOW TO(用意するもの・作り方)

材料(仕上がり丈28cm)

材料

1.型紙を作ります。図のように線を引き、太い線で切り取ります。型紙は1cmの縫い代込みの寸法です。

型紙を作ります。

2.表地はプリント、裏地は無地の生地を使います。型紙どおりに裁断します。

型紙どおりに裁断します。

3.表地と裏地を中表に合わせ、赤の点線部分を(肩以外をすべて)1cmの縫い代で縫い合わせます。

表地と裏地を中表に合わせ、肩以外を縫い合わせます。

4.縫い代を6mmほどで切り揃え、カーブに切り込みを入れます。後ろの襟ぐりの角は斜めに切り落とします。切り込みを入れることで表に返したときカーブがきれいに仕上がります。

縫い代を6mmほどで切り揃え、カーブに切り込みを入れます。

5.片方の肩の空きから表に返します。

片方の肩の空きから表に返します。

6.表に返してアイロンをあてて整えます。

表に返してアイロンをあてて整えます。

7.中表に合わせ1cmの縫い代で肩を縫い合わせます。

中表に合わせ1cmの縫い代で肩を縫い合わせます。

8.肩の縫い合わせから6mm外側を縫い、余分な縫い代を切り落とします。

肩の縫い合わせから6mm外側を縫い、余分な縫い代を切り落とします。

9.縫い代を後ろ側に倒して、抑えミシンをかけます。

縫い代を後ろ側に倒して、抑えミシンをかけます。

10.後ろの合わせ部分にボタンをつけ、ボタンホールを作って完成です。 ボタン以外に、マジックテープやスナップボタンでも。

できあがり(まえ)
できあがり(うしろ)
佐々木智子

PROFILE

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洋服と雑貨の店「cholon」店主。子育て中で休業していましたが、2018年からオンラインショップを再開。趣味はアジアの旅と写真、市場めぐり。休みの日は自転車に乗って親子でソフトクリームを食べに行くのが楽しみ。

(制作 * エチカ)

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