やさしいおでかけプロジェクトvol.9

ベビーカーでも安心、水上バス「ホタルナ」で非日常体験! 赤ちゃんと楽しむ海の上のお出かけレポート

2017/11/17
ベビーカーでも安心、水上バス「ホタルナ」で非日常体... ベビーカーでも安心、水上バス「ホタルナ」で非日常体...

ピジョンインフォアンバサダーのママ&赤ちゃんと一緒に、ベビーカー「Runfee(ランフィ)」を持って、日の出桟橋からお台場まで「水上バス」で海の上のお出かけを取材しました! ベビーカーでも楽々乗れて、レインボーブリッジを下から見上げる、なんてレア体験もできました。

こんにちは! 乗り換え案内サービス「駅すぱあと」の取材班です。
いつもの電車やバスでのお出かけ記事とは打って変わって、今回は海の上が舞台です。
「水上バス」でのお出かけを、ピジョンインフォアンバサダーのママ&赤ちゃん、そしてベビーカー「Runfee(ランフィ)」と一緒に取材&体験してきました!

お出かけ先は、親子で楽しめるスポットが盛りだくさんのお台場です。普通だったら電車で行くところですが、今回は水上バス「ホタルナ」で、日の出桟橋からお台場まで海の上を移動します。

「ホタルナ」はTOKYO CRUISE(東京都観光汽船)が運航している水上バスのひとつで、『銀河鉄道999』の作者・松本零二さんが監修したデザインが印象的です。宇宙船を彷彿とさせる流線形にメタリックな船体で、船内は広く快適な空間づくりがなされています。船内アナウンスでは「鉄郎」や「メーテル」といったキャラクターたちが東京の名所や旧跡を案内してくれるのもポイント!

水上バスと言うと、「ベビーカーを持ったまま乗れるの?」「おむつ替えはどうすればいいの?」「鉄道やバスでさえ色々不安なのに、海の上って大丈夫?」などなど、赤ちゃんと利用するには難しいイメージがあるかもしれません。

今回は、そんなイメージをお持ちのママにこそ知って欲しい水上バスでのお出かけの魅力をご紹介します!

<「日の出駅」から「日の出桟橋」まで徒歩約3分!>

まずはゆりかもめの「日の出駅」から「日の出桟橋」の水上バス乗り場まで向かいます。
日の出桟橋へは「浜松町駅」からも行けますが、階段を使うルートになってしまい道幅も狭く危ないので、日の出駅からのルートがおすすめです。

駅改札を出たら、右に曲がってエレベーターへ向かいましょう。

初めての水上バス、いってきます!

ゆりかもめの駅はホームから改札へも、駅から地上へもエレベーターが完備されているので、ベビーカーを折りたたまず押したまま移動できます。

エレベーターで地上に降りたら、右に曲がってまっすぐ進みます。右手に見えてくる「日の出桟橋」と書かれた大きな門が乗り場の目印です。

門をくぐると乗り場の建物が見えてくるので、そのまま進んで中に入っていきましょう。道中はあまり段差がありませんが、ところどころに点字ブロックがあるので気をつけてくださいね。

ベビーカーを押しながらでも、駅から3分程度で乗り場に到着できました!

乗り場の建物に到着!

乗り場にはおむつ交換台付きの多目的トイレや券売機があるほか、カフェも併設されています。早めに行って出発までお茶したり、港の写真を撮ったりして過ごすのも良いのでは。

券売機は鉄道と同じような機械で交通系ICカードが使えます。事前にチャージしておくとスムーズですね!
もし買い方がわからなくても、すぐそばにいる職員の方が優しく教えてくれるので、困ったら声をかけてみましょう。

カフェスペースで紅茶を買って、抱っこ&おもちゃタイム

<ベビーカーでそのまま乗船できる!>

船の出発準備が整うと、職員の方からアナウンスがされます。水上バスは全席自由席になので、目的の席がある時は早めに並ぶのがおすすめです。

ベビーカーは折り畳まずに、赤ちゃんを乗せたままでOK。なんと、「ホタルナ」はベビーカーを開いたまま乗船することができるのです!

船までの道もベビーカーで楽々
宇宙船のような「ホタルナ」

乗船時には、乗り場と船にスロープ板がかけられて、前後に職員さんがついてサポートしてくれるのでご安心を。鉄道やバスに比べて水上バスは要所要所に複数の職員さんがいてくれるので、ママと赤ちゃんのお出かけには心強い限りです!

それでは、いよいよ「ホタルナ」に乗り込みます!

<プチクルーズで一味違ったお出かけ体験!>

船内は明るく広々としていて、揺れや騒音もほとんど感じず過ごしやすい空間です。
「ホタルナ」では、入ってすぐの両サイドの壁に長椅子があるほか、ドリンクやスイーツが注文できるカフェコーナーも併設されていました!

階段を数段降りると窓が大きく開放的な席やテーブル席がたくさんありました。

さらに多目的トイレも発見!

おむつ交換台が完備されているので、海の上でもおむつ替えはばっちりですね。反対側に男女別のトイレも設置されています。

大きな窓から眺める海は迫力満点。波の飛沫が目の前であがります。
見慣れたはずの東京の街並みも、船窓から見るといつもと違った景色に感じます。

海と街並みをバックに記念撮影

さて、「ホタルナ」といえば船上デッキがあるのも特長のひとつ。もし余裕があれば、ベビーカーを畳んでデッキにあがってみましょう。

潮風を直に感じられ、レインボーブリッジを下から見上げるレア体験や、地上移動では味わえない開放感とプチクルーズ気分を楽しめます。取材日は残念ながら曇ってしまったのですが、晴れたらとびっきりきれいな写真が撮れるので、みなさんはぜひ晴れた日を狙ってチャレンジしてくださいね!

初体験の潮風!

デッキの上で景色を楽しんでいると、あっという間にお台場に到着です。
景色を見たり写真を撮ったりしていたら、乗船時間の約20分が一瞬で終わってしまいました。ちょっと名残惜しい気持ちもありつつ、地上へ戻ります。

<お台場海浜公園乗り場から台場駅前へ!>

それでは乗り場から歩いてお台場へ行きましょう!
船から降りて案内通りにまっすぐ進むと待合所が見えてくるので、右に曲がって遊歩道「スカイウォーク」へ進みます。

この案内が目印! 車いすマーク付きのスカイウォーク(左)へ

なだらかな坂になっていますが、階段や段差が一切ないためベビーカーでもスムーズに歩いていけます。遊歩道は高い位置にあるので、歩いていると東京タワーやレインボーブリッジ、フジテレビ本社などの東京のシンボル的なビル群が見られました。

また、途中途中に休憩できるベンチスペースや、自由の女神像を目の前に望めるポイントもありました!

道なりに歩いて約7分。お馴染みのビルやショッピングセンターが見える広場に無事到着です!

ママと赤ちゃんのお出かけといえば「車」や「電車」がよくある交通手段ですが、「水上バス」も使ってみてはいかがでしょうか。

交通手段でありながら、カフェコーナーやトイレが完備されているのでゆったりと開放的。思わず写真を撮りたくなる景色の数々に、非日常感を味わえてまるで一種のアトラクションを楽しんでいるかのような楽しい時間を過ごせました!

混雑状況にもよりますが、船内では席のスペースが広く確保されているので、鉄道やバスに比べて周りに気を遣いすぎることなく、ママも赤ちゃんも安心してお出かけできます。

今回乗った「ホタルナ」のほかにも、TOKYO CRUISEでは「ヒミコ」や「竜馬」「海舟」などのさまざまな船が運航されています。お台場だけでなく、浅草や豊洲、パレットタウンなどへの航路もあるので、いつもと違ったお出かけに、ぜひチェックしてみてください!

<東京観光汽船の運航航路>
・浅草~浜離宮~日の出桟橋
・浅草~お台場海浜公園~豊洲(アーバンドックららぽーと豊洲)
・日の出桟橋~お台場海浜公園
・日の出桟橋~パレットタウン~東京ビッグサイト(有明)
・日の出桟橋~青海(船の科学館)~東京ビッグサイト(有明)

<Special Thanks>
水上バス・東京湾クルーズ 東京都観光汽船(TOKYO CRUISE)

駅すぱあと取材班

PROFILE

駅すぱあと取材班このライターの記事一覧

乗り換え案内「駅すぱあと」の中のひとびとが、赤ちゃんとそのご家族が楽しくおでかけをするために役立つ情報を発信します。
URL:http://www.val.co.jp/

RELATED 関連情報はこちらから

RANKING アクセスが多い記事をランキング形式でご紹介。

妊娠・出産・育児は、
わからないことがいっぱい。
悩み過ぎず、自分のペースで
行える育児のカタチを紹介していきます。
コモドライフとは?