先輩パパとママに聞きました!
コモドライフで連載中「たまひよ ディレクター米谷が出会ったモノ・コト・ヒト。」のスピンオフイベントに、出産を控えたママパパが集まり、鈴木あきえさんと「夫婦で一緒に育児を楽しむこと」を共有する出産準備サロンが開催されました。
「パパにも積極的に育児に関わってほしいけど、どうしたらいい?」「大切な妻と子のために頑張りたいけど、僕にできることって?」「産後の家事・育児の分担はどうしたらいいんだろう」など、出産をひかえたママパパになる皆さんには、たくさんの不安がありますよね。
今回のイベントは、コモドライフで連載中「たまひよ ディレクター米谷が出会ったモノ・コト・ヒト。」のスピンオフイベントとして、産後の家事・育児の分担や、夫婦の関係など、参加された皆さんの不安や疑問を解消し、ちょっと先のミライを夫婦で想像して、新しい生活が楽しみになってもらえたら…という思いから「鈴木あきえの出産準備サロン」を開催、5組のもうすぐママ&パパになるご夫婦が集まりました。
セッション1・妊娠中にしておきたい産後シミュレーション
コモドライフ編集長(ピジョン株式会社)の平田武さんが、産後の赤ちゃんの1日の様子をデータにしてお話しされました。
このデータの数字には、昨年出産されたあきえさんも経験したこととはいえ、改めて驚いていらっしゃいました。
セッション2・鈴木あきえさんのエピソード紹介
鈴木あきえさんは、ご自身の出産や産後の子育てを振り返り、自然分娩から急遽帝王切開となった3日間にわたった出産のお話や、出産後の育児や家事の夫婦の関わりについてご自身の体験をお話しされました。
3日間かかった出産のお話をされたあきえさんですが、振り返ると、大変ではあったけれど「最高の3日間」だったそうです。「赤ちゃんと一緒に頑張ろう!」という気持ちで出産に臨んだとのことです。
そして、産後の子育て中にいっぱいいっぱいになったあきえさんは、「私もうダメ」と旦那さんに伝え、言葉にすることで初めて気持ちが通じ合えたとのこと。また数日後に同じような状態になってきたら再び言葉に出して伝え、細かく共有しようと何度も伝えていたそうです。そんな経験を経た今では、言わなくても旦那さんがやってくれるようになったとのことです。
鈴木あきえさんのエピソードはこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひ読んでくださいね!
セッション3・あきえさんに質問タイム
参加された皆さんからの質問タイムになりました。
ーーご夫婦間の家事・育児に関する約束事やルールなど、決めていることはありますか?
あきえさん
「家族3人で過ごす時間」と「1人の時間」の両方を大事にしたいと思っています。母親になってから1人の時間って本当になくなるんです。
生後2〜3ヵ月くらいの時に旦那さんに赤ちゃんをお願いして産後の整体に行った時、「私ってこんなに速く歩けたんだ!」と驚いて、以前の自分に戻れたようですごく嬉しかったんです。普段は、外出でも赤ちゃんを抱っこしたり、ベビーカーを押していますから。1人の時間ってなんて贅沢な時間なんだろうと思いました。
それからお互いの1人の時間を大切にするようにサポートしあっている感じです。旦那さんが飲みに行く時は私が赤ちゃんをみているし、私が整体に行く時は旦那さんが「僕がみてるね」という感じに。
1人でいる時間もママが元気でいるためには必要なことだと私は思います。旦那さんはサポートしてほしいなと思います!
ーー家族の機嫌を良い形でキープするために、あきえさんがされていることはどんなことですか?
あきえさん
「言葉」「挨拶」でしょうか。日めくりのカレンダーに「明るい家庭は『おかえり』から」と書いてあるのを見て、イライラしている時は「おかえり」も優しく言えてなかったなと思いました。「おかえり」とか「ただいま」の子どもに教えるような基本的な挨拶をちゃんと心を込めて目で話すというのをするようにしています。目で話すようにすると、今どんな気持ちでいるのかが伝わりやすいと思います。
ーーあきえさんは自分の機嫌をどのようにコントロールしていますか?
あきえさん
息子を寝かしつけてからのハーゲンダッツです!すみません、こんな回答で(笑)。寝かしつけてからが自由時間なんです。1日の中で自分へのご褒美みたいなものを作っています!
ーー自然分娩から急遽、帝王切開でご出産されたとのことですが、あきえさんは出産の瞬間、どのように思われましたか?
あきえさん
私の病院は、帝王切開でも旦那さんだけ立ち会えたんです。仕切りのこちら側に旦那さんがいてずっと私と目が合っている状態で、麻酔もしていたので痛みもなく私の気持ちに余裕もあって。おぎゃーって声が聞こえた時はもう今までの人生の幸せが全部詰まった涙が出てきましたね。母親としての最初の役目を無事に終えられたという安心感と喜び。
立ち会う予定の方いらっしゃいますか?(全員が手を上げる)
皆さん立ち会うのですね。すごくよいことだと思います!あの瞬間はぜひ一緒に味わっていただきたいです。今までも幸せなことっていっぱいあるじゃないですか。それを大きく超えた幸せでした。あったかい涙が流れて、旦那さんもぐしゃぐしゃに泣いていたんです。皆さんも一緒にその気持ちを味わって、一緒に喜んでもらいたいです。楽しみですね!パパもサポート頑張ってくださいね!
セッション4・ワークショップ
参加された皆さんは、産後のことが少しだけ見えた様子です。最後に夫婦でワークショップを行いました。2人でどういう育児をしていこうか、どんな育児チームを作ろうか、夫婦の情報共有をどうしていこうか、などを話し合い、ピジョンのオリジナル育児日記の1ページ目に書き込んでいきます。
…など、それぞれに話し合ったことを書き込んでいらっしゃいました。あきえさんも参加された皆さんとゆっくりお話ししていました。
最後に書き込んだ同じページに、あきえさんにサインしていただき、記念写真を撮りました。
生まれてくる赤ちゃんとの新しい生活が楽しい毎日となりますように。