先輩パパとママに教えてもらいました!

vol.30 かんたんソーイング。赤ちゃんスタイ

佐々木智子 2018/12/20

デザイナーとして活躍する佐々木智子さんは、子どもが生まれた頃から洋服や身の回りのものを手づくりすることが多いそう。今回は初心者でも簡単にできる手づくりアイテムを教えてもらいました。

赤ちゃんのスタイについて、息子が生まれるまではいつ頃からつけるものなのか、何枚くらい必要なものなのか、よくわかりませんでした。

生まれて子育てが始まってみると、新生児の頃はよだれは少なくて、母乳などで濡れたときに拭くくらいでした。いつでも必要というわけではなく、スタイよりガーゼなど使うことが多かったように思います。

その後、歯が生え始める6ヵ月頃からはたくさんよだれが出るようになり、スタイの出番が増えました。取り替える回数も増え、1日に何枚も使うように。洗い替えの分も含めると急に沢山の枚数が必要になりました。

買い置きのスタイでは足りなくなり、そこで手持ちの布や着古したTシャツなどを使って作ってみることに。持っているスタイのサイズなど参考にしていろいろと作りました。

そのなかから、今回はアップリケつきの紐で結ぶタイプをご紹介します。お気に入りのアップリケをつければ見た目はもちろん、日々のお洗濯も少しだけ楽しくなりますよ。


HOW TO(用意するもの・作り方)

材料(写真は白とボーダーのスタイ2種類分)

スタイ用の布…30cm×60cm程度
柔らかめの平たい紐…60cm程度
アップリケ用の布…適宜

布は、ガーゼやカットソーなど柔らかく吸水性のよいものを。写真のアップリケ布はプリント生地から切り抜いたもの。

1.型紙と裁断

手持ちのスタイを紙にのせ、1cmの縫い代をつけて線を書き、型紙を切り抜く。型紙を布に書き写し、裁断する。表と裏の2枚を用意する。紐は30cmを2本用意する。

布を重ねて型紙に沿って切る。写真は、白いスタイとボーダーのスタイの2種類分。

2.アップリケ

表の布にアップリケする布を縫いつける。縫い方はなみ縫いや、ミシンで縫うなどお好みで。

3.縫い合わせ

2枚の布を、表になる面を内側に中表に合わせ、紐も内側が長くなるように首元に挟む。スタイの下部のカーブがなだらかな部分に5cmくらいの返し口(あとでここから布の表裏をひっくり返す)をあけて、ぐるりと縫う。

4.仕上げ

表に返したら返し口をまつり、形を整えて完成。


息子が赤ちゃんの頃作ったスタイ。

おすすめ記事

水通しにおすすめ 肌への刺激を少なく洗い上げる「無添加ピュア ベビー洗たく洗剤」
赤ちゃんの基礎知識「ねんねの頃 - 0~2ヵ月頃の赤ちゃん」
ピジョンのスキンケアで、お肌すこやかに
PROFILE 佐々木智子 洋服と雑貨の店「cholon」店主。子育て中で休業していましたが、2018年からオンラインショップを再開。趣味はアジアの旅と写真、市場めぐり。休みの日は自転車に乗って親子でソフトクリームを食べに行くのが楽しみ。
カテゴリー:
キーワード:
トピック: