夫婦のじかんが夫婦の時間を考察!「ズレ家事」「ズレ育児」を防ぐ方法とは?vol.10

お笑いコンビ「夫婦のじかん」の第二子出産間近!一人目と二人目の違いについて聞きました!

2021/12/23
お笑いコンビ「夫婦のじかん」の第二子出産間近!一人... お笑いコンビ「夫婦のじかん」の第二子出産間近!一人...

ご夫婦でお笑いコンビを組み、育児と家事も一緒に楽しく頑張っている「夫婦のじかん」。その様子をコモドライフで連載していただいていましたが、このたび奥さまの大貫さんが、第二子を妊娠されました!ご出産予定の11月を前に、一人目と二人目の出産準備の違いや上の子の反応、今後の育児と家事の分担イメージなど、二人目出産についてお話をお聞きしました!(※インタビューは2021年9月に行われました)

第二子を考え始めたのは、子どもとコミュニケーションを取れるようになってから。

ーー第二子のご懐妊、おめでとうございます!妊娠がわかったのは、いつ頃ですか?

大貫さん(ママ)
妊娠2〜3ヵ月目で気づきました。出産予定は11月で、上の子とは4学年違いになります。

ーー第二子は、いつ頃欲しいと思い始めたのですか?

大貫さん
もともと、子どもには兄弟がいたほうが良いな、とは思っていました。でも、一人目を生んだら、「一人っ子でも手いっぱいなのでは?」と思いましたね。想像以上に大変でしたし、仕事も1年以上制限されていたので、もう一度このサイクルをやり直すことを思うと、具体的に二人目を考えることができませんでした。

気持ちが少しずつ変わってきたのは、2才を過ぎたくらいでしょうか?上の子と普通にコミュニケーションが取れるようになってきたんです。印象的だったのは、私と子どもしかいないときに水をこぼしてしまって、思わず「ティッシュ取って!」と言ったら、普通に持ってきてくれたこと。ああ、こんなに意思疎通ができるようになったんだ、すべてお世話をしなくてはいけない赤ちゃんではなく、意思を持った存在になったんだ、と思えるようになりました。そこから、二人目が欲しいと具体的に考えるようになりました。

山西さん(パパ)
僕はそこまで具体的に考えたことはなかったのですが、子どもが生まれたばかりの頃、大変だったことやしんどかったことはすっかり忘れていて(笑)、かわいかったな〜ということだけ覚えている。保育園で兄弟が一緒に帰っている様子を見ると、「兄弟がいたほうが楽しいんやろな」と漠然と思っていました。

ーー妊娠がわかったときは、どんな気持ちでしたか?息子さんの反応は?

大貫さん
欲しかったので、うれしいという気持ちはもちろんですが、ホッとしたところもありましたね。

山西さん
欲しいと思っていたので良かった!とシンプルに思いました。産婦人科にも一緒に行きましたよ。

大貫さん
息子には、つわりで動けなかったときに、ごまかさずにきちんと伝えたほうが良いと思い「ママのおなかには赤ちゃんがいるの」と伝えました。保育園に小さい赤ちゃんはいるので存在はわかっていたのですが、どこから生まれてくるのかわかっていなくて、最初は「ママのおなかに赤ちゃんがいる」ということが飲み込めなかったようです。ですが、おなかも大きくなってくると徐々に理解してきたようで、今では「明日生まれるの?」「早く出てこないかな」と楽しみにしています。

山西さん
保育園でも赤ちゃんに興味があるみたいで、保育士さんから「赤ちゃんのお世話をしたがるんですよ」と聞いています。最近、息子が新生児のときに使っていたバウンサーを出したところ興味津々で、「赤ちゃんが生まれてきたらこれに寝るの?ゆらゆらしてあげるね!」と言ってました。かわいがってあげる気は満々みたいです(笑)。

1度経験している強みで、効率良く出産・育児アイテムを準備中!

ーー第一子と第二子の妊娠で、違うところはありますか?例えば、出産準備品は?

大貫さん
1回経験しているので、入院セットは必要最小限で済ませられそうです。1回目はあれもこれもと準備していて、ものすごい大きい袋に詰めていたんですよ。体重管理が大変で甘いものを控えていたので、陣痛が来れば我慢しなくても良いと思って、チョコ菓子まで詰めていました(笑)。また、入院中も仕事をしようとタブレットも持ち込みました。もちろん、出産したらそれどころではなくて、全然使わないものがたくさんありましたね(笑)。

山西さん
ベビー服もいっぱい用意したよね。

大貫さん
そうそう!ベビー服がかわいくて、季節感を意識しないで買いすぎました。成長の具合がわからなかったので、その季節が来たときには小さすぎて着られず、新品のまま残ってしまったものがたくさんありました。今は具体的に理解できるので、効率よく準備できそうです。

ーー逆に、第一子の出産では準備しなかったけど、第二子のときは役立ちそう、というアイテムはありますか?

大貫さん
1回目は母乳がどのくらい出るかわからなかったので、さく乳器を準備していませんでした。初めてのさく乳は手で絞ったのですが、30分かけてやっと絞った母乳を入れた哺乳瓶をヒジで引っ掛けてこぼしてしまったときに、「こんなことやっていられない!さく乳器を買おう!」と決意したんです(笑)。

電動さく乳器を購入してから、良い刺激になったみたいで母乳のリズムも出てきて、しっかり出るようになりました。母乳フリーザーパックや授乳ケープも買い足して、母乳関連のアイテムを徐々に揃えていきました。

2回目の今回は、自分は母乳が出るタイプだとわかっているので、出産直後からさく乳器を使うつもりです。

山西さん
赤ちゃんの鼻水を吸うアイテム(※鼻吸い器)も、最初はよくわからなくて口で吸う手動タイプを用意していたんですけど、想像以上に赤ちゃんって鼻水が出るんですよね(笑)。「もうこれでは間に合わない!」と思い、電動のものを購入しました。生まれてすぐの時期から長く使えるものですし、もう鼻水が出ても大丈夫です!

ーー妊娠中の経過はいかがですか?

大貫さん
一人目のときは体重管理が大変だったんですが、今回は安定しているんですよ。特に我慢していることはないのですが、おそらく子どもが生まれて規則正しい生活を送るようになったので、体重が増えにくくなったんだと思います。

以前は夜型人間で、昼12時に就寝、ということも珍しくなかったのですが、今は子どもと一緒に21時には寝てしまいますね。早寝早起きは体に良いことを実感しています!

また、二人目だと妊娠中の周りの反応も違いますよね。「経験しているから」ということで、扱いが軽い(笑)。一人目のときは助産師さんが何かとサポートしてくれて、密にコミュニケーションを取って出産の不安を解消してくれましたが、もうそんなことはしてくれません。私自身もなんとかなるか、と思っています(笑)。

第二子の出産はパパも育休を取得。育休中に役割が自然に決まるはず!

ーー新たな家族を迎えるにあたって、どんな体制で育児や家事をしていくか、具体的なイメージはありますか?

大貫さん
今回は、パパに2ヵ月の育休を取ってもらうことになっています。今から思うと、一人目のときも育休を取ってもらえば良かったです。

一人目のときは、私も相当無理をして子育てしていました。パパは経済的に家族を助けようと仕事を頑張っていましたが、頑張ってもらうところはそこではなかった。子育てにもっと関わって助けてほしかったと思っているので、二人目のときは仕事を休んでもらうことにしました。

山西さん
ギリギリ何とかなるやろ、ではなくて、少し余裕があるくらいを想定して体制を考えるくらいが良いと思うんですよ。下の子が生まれた直後は、少し余裕を持ちながら夫婦でお世話をしたほうが、楽しく育児が進められると思います。

大貫さん
新生児って、24時間気の抜けない存在ですよね。すやすや寝ていても、ちゃんと息をしているか気になりますし。一人目のときは、私も24時間精神状態が張り詰めていましたが、夫婦二人で見ていられるなら、その緊張状態も少しは分散するのではないかと。

山西さん
上の子も3才を過ぎて、言うことを聞かないゾーンに入ってしまうと、何を言ってもおさまらないときがあるんですよ(笑)。そんなときも夫婦でいれば、一人は赤ちゃん、一人は上の子、と分担できます。

ーー現時点で、第二子出産後の育児や家事の役割分担を考えていますか?

山西さん
僕は走りながら何とかするタイプなんです。2ヵ月の育休中に、二人の子が家にいる、ということに慣れて、役割も自然と決まっていくと思います。現時点でわかっているのは、上の子の保育園の送り迎えは僕が担当すること。上の子はママ大好きなので、この期間でようやくパパと親密になってくれるはず!と期待しています(笑)。

しばらくは、ママと新生児チーム、パパとお兄ちゃんチーム、になるでしょうね。長男はとても明るくてよく話す子なので、家族のムードメーカーになってくれると思います。下の子も明るく育ってくれたら、と願っています。

大貫さん
私は第一子出産は3日もかかって、本当に大変だったんですけど、もう忘れているんですよね(笑)。そのおかげで、大変だったからもう嫌という気持ちよりも、もう一人産みたい気持ちが勝りました。出産直後の大変さも忘れていますし、どうやって役割分担して乗り越えたかも忘れています(笑)。ですが、一度経験しているので、生まれたら自然と役割が決まっていくと思っています。

山西さん
人間の本能なのかわかりませんが、しんどかったことをホントに忘れているんですよね。下の子が生まれたら「こんなんやったっけ?」と言う自信があります(笑)。

ーー赤ちゃんが加わって、さらに明るく楽しい家族になっていくことが伝わってきました!楽しいお話をありがとうございました。では最後に、これから第二子の出産を控えている人や、考えている人に、メッセージをお願いします。

大貫さん
第二子を考え始めるタイミングは、家庭によって違います。私はもともと欲しいとは思ってはいましたが、目の前のことに必死で、本当に第二子を考えることができるのか、正直わからなかったですね。それが突然、上の子が2才半になったときに、「やっぱり下の子が欲しい!」と強く思いました。

周りからいろいろ言われることがあるかもしれませんが、「もう一人欲しい」と心から願わなければ、やりきれないほどに育児って大変。焦らずに、無理せずに、自分たちのタイミングで良いと思います。

山西さん
僕はあまり計画的に物事を考えるタイプではなく、下の子も欲しいとは思っていましたが、あまり現実的ではありませんでした。奥さんがもう一人欲しいと言い出したときはすぐに賛成したのですが、「本当に欲しいと思っているの!?」とだいぶ詰められましたね(笑)。

もちろん、二人目ができたら楽しいと思う気持ちに嘘はありません。ただ、僕はその場その場で努力するタイプで、二人目の出産と育児のために、あれとこれを準備しよう、と細かく考えることはできないんですよ。何とかなるやろ、と思っています(笑)。これから新しい家族を迎える方も、起こってもいないことを心配するよりも、これから起こることを楽しみにしてください!


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吉本興業所属。2015年結婚、2016年夫婦コンビ結成。2018年第一子誕生。芸人活動をしながら、コラム執筆やイラストレーター(大貫さん)としても活動し、コミックエッセイ「母ハハハ!」出版。2020年にはYouTubeチャンネルも開設。夫婦ということを活かして幅広く活躍中!

コラム:山西章博(夫)
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