先輩パパとママに教えてもらいました!
菓子・料理家として雑誌や書籍で活躍のほか、お菓子教室なども主催する渡部和泉さんは1児のママ。料理のプロが作る赤ちゃんごはんについて渡部家の食卓をのぞかせていただきました!
高校の時、先生が朝礼で話した「誕生日は産んでくれたことを親に感謝をする日」という言葉に秘かに感動した記憶があるけれど、実際に親になってみると「いえいえ、こちらは産みたくて産んだのであって、むしろ私たちを選んで産まれてきてくれて本当にありがとうございます、産道の通り抜けお疲れさまでした!」という気持ちで、子どもから感謝されるのはなんだか違和感がある(と言いつつ、もし娘からそんなお手紙もらったら泣いちゃうだろうけど)。
なので、1才のお誕生日は「元気に育ってくれてありがとう、そしてサポートしてくれたみなさんもありがとう」という気持ちで親族を招き、パーティーを開催した。娘の食事はいつもの離乳食をちょっと特別にアレンジし、大人向けには祖父母の好きそうな食事を中心に用意して、1年間の感謝とこれからもよろしくねの想いを私たちなりに伝えたつもり。
お腹もまんぷくになった夕方、母は「あなたもお母さん1年生おめでとう、かわいい孫を抱かせてくれてありがとうね」と言って帰っていった。また来年も、そのまた来年も。ずっとずっと、大切な人たちと「おめでとう」と「ありがとう」を言いあえる誕生日になるといいな。娘の寝顔を眺めながら思う、2年生になりたての母なのだった。
RECIPE
《1才のバースデープレート》
○ミニホットケーキ
材料
A(薄力粉50g、砂糖小さじ1、ベーキングパウダー小さじ1/4)、B(卵液1/2個分、ヨーグルト50g )、サラダ油適宜
作り方
※残ったらきちんとラップで包んで冷凍保存するのがおすすめ。
○ディップ3種類
作り方
・ヨーグルトディップ:ヨーグルトの水分を切る。
・里芋ディップ:里芋をマッシュにし、茹でて刻んだ人参と混ぜる。
・豆腐ディップ:豆腐を茹でて裏ごし、茹でて刻んだブロッコリーと混ぜる。
※多めに作って、家族みんなで。大人は塩やマヨネーズなど好みの調味料を各自で加えてください。