料理家として活躍中のRom岡本雅恵さんが提案する、妊婦さんの心と身体をやさしくいたわるワンディッシュ。今回は生のトマトを使った手軽にできる副菜のレシピです。さまざまな料理との相性もバツグンですよ!
もともと私は、生のトマトがあまり得意ではなかったのですが、妊娠中に「食べたい…!」と衝動にかられることが多く、よく手に取っていたのを思い出します。つわりのときや、火を使って料理するのが面倒なときなど、トマトを塩とオイルで和えただけのサラダをよく食べていました。トマトはほどよい酸味があり、さっぱりとしていて、水分も多く含まれているので、妊婦さんの強い味方ですね。
今回ご紹介するレシピも和えるだけの簡単レシピですが、少し変化球にしました。さまざまな食卓に合わせやすい一品になります。副菜としてそのまま召し上がっていただくだけでなく、カレーライスやひき肉ご飯に添えたり、そうめんや冷やし中華などの麺類ともよく合います。ご家庭に常備していることが多く揃いやすい材料なので、何か物足りないな〜というときにササッと作れるのもポイントです。
RECIPE
トマトのおかか甘酢
材料2人分
調理時間5分
トマト 200g(中くらい2個)
おかか 3g(1袋)
生姜(すりおろし) 少々
胡椒 少々
a)
醤油 小さじ1
きび砂糖 小さじ1
お酢 小さじ1
作り方
- 1.ボウルにa)を入れ、よく混ぜ合わせる。
- 2.トマトのヘタを取り、一口大に切る。
- 3.2のトマトを1のボウルに入れ、胡椒をひく。さらに、すりおろした生姜、おかかを加えて和え、完成。


トマトに含まれるグルタミン酸とおかかに含まれるイノシン酸が旨味の掛け合わせとなって、食欲がないときにも箸が進みますよ!ぜひお試しくださいね。

PROFILE
Rom 岡本雅恵このライターの記事一覧
料理家。友人と共にフードユニットTORiとして、カフェ営業、ケータリング、webや雑誌などのレシピ提供などを経て、2020年に長野へ移住。畑に隣接する古民家をアトリエとし、Romという屋号で活動を開始。野菜を育てたり、土に近い暮らしを通じて、さらに季節と地域を意識した食の在り方を模索中。女の子と男の子の二児の母。
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(制作 * エチカ)