先輩パパとママの毎日コラム

vol.430 オガワナホのいろいろ子そだて記「育児日記のすすめ」

オガワナホ 2021/9/16

イラストレーターのオガワナホさんが育児日記をつける理由とは?

子どもとすごしていて感じたことや発見などがある度に、今この瞬間を覚えておこう!と思うのだけれど、いつも1日があっという間に終わり、記憶力も低下気味ですぐに忘れてしまいます。どんどんこぼれ落ちていく記憶。「いつのまにこんなに大きくなったの?!」と毎月何度もはっとしてます。年齢のせいか出産後のせいかわかりませんが、いつ、どんな言葉を発したのかとか、歩けるようになったのかなどなど、どんどん忘れてしまっている自分が心配になることも。つい最近も自分の子どもより小さい子をもつ友人に「いつぐらいにXXできるようになった?」と聞かれて、とっさに答えられないことがありました。

もともとマメな方ではないし、ルーティンワークも苦手なので、毎日自主的に日記をつけることは難しい。でもこれは覚えておきたい!書きとめておかなくちゃ!と思ったときに、ゆるーく育児日記をつけることにしています。特にルールは決めず、メモやイラストなどをさっと描くだけの簡単なものですが、日記を読み返すと、覚えていないことばかりでびっくりします。生まれたてのころは、授乳したときや睡眠時間など、まじめにびっちりと書かれています。よくがんばってたねぇと労いたいほどにまめな記録!他にもちょっとしたしぐさや、表情のことなど、普通の毎日のことも書いてあって、読み返すととても懐かしい気持ちに。そうだった、そうだった!なんてひとりごとを言いながら読んでます。

言葉を話せるようになったころの日記には、話したこと、かわいい言い間違えなどがメモされていました。今やあんまり覚えていないので読み返して思い出してます。ノートに書きとめなくても、鍵付きのSNSとか携帯のメモでもいいかもしれませんね。

今の保育園に通うようになってからは、毎日のことを連絡日記に書くようになり、私のずぼら育児日記は前よりもさらに更新回数がへりました。保育園の日記では食べたもの、体温、うんちのことはもちろんのこと、家での様子やその日あったことを私が1ページ書き、担任の保育士さんも保育園であったことを片ページ分書いてくれているので、ノートの消費スピードの早いこと早いこと!毎日のことがかなり詳細に記録されていき、さながら交換日記のようです。とても充実していて、読み返すと面白いのです。

どんなかたちでも記録しておくと、あとで振り返ってなつかしい気持ちになり、楽しいものです。あらためて楽しめるので、お得感があります。これを書きながら、自分のズボラ育児日記もまた書いてみよう!と思い直しています。

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PROFILE オガワナホ 日本、アメリカ、台湾、香港など国内外で活躍中のイラストレーター。書籍や雑誌、文具などのグッズのほか絵本も手掛ける。ご主人・娘さん・愛犬と4人でのんびり東京暮らし。
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