先輩パパとママの毎日コラム

vol.606 父親、やらせていただくことになりました「これは便利!あってよかった、もらってうれしかったベビーグッズ」

池田圭 2024/4/26

編集者の池田圭さんによるパパコラム。今回は池田さんならではのセレクトが参考になる優秀スペックのベビーグッズについてです。

知育によいだとか、子育てが楽になるのだと言われれば、ついあれやこれやとベビーグッズを試してみたくなるのが親心というもの。我が家もご多分に洩れずいろいろと試してきましたが、1度使ったきりのものから1才を超えても毎日使い続けているものまで、実にさまざまです。

うちは夫婦でアウトドア好きなもので、常々子どもの荷物や道具はできるだけ最小限に絞り、コンパクトに収めたいと思っています。必然、あったら便利かもしれないと思う道具でも、たいていのものは手持ちのもので代用したり、創意工夫で乗り切ったりしています。しかし、そんな我が家でも毎日のように出番のある道具、別のもので代用はできない道具がいくつかあるのです。

園芸用コーナーで購入したウォシュレット。

「よく使うベビーグッズ」と言われて真っ先に思い浮かぶのが、植物用の「水やりボトル」。娘が新生児のころから、毎日何度もお世話になっています。

私は毎年、南の島の無人地帯を旅することをライフワークにしているのですが、シャワーもトイレもない環境なので、1週間もするとお尻が痛くなってくることがあります。そんな旅を共にする仲間の1人がウォシュレット代わりに愛用していたのが、水やりボトルでした。真似して私も使い始めてみたのですが、きゅっと反り返った先端の形状といい、押し具合で勢いが簡単に調整できたり、逆さまでも水が出る構造といい、「お尻を洗うことも見越してデザインされたのでは!」と思ってしまうほど、とても具合がよいのです。

うちは娘が産まれる前に3つほど年上の甥っ子姪っ子がいて、どちらもお尻かぶれや荒れに悩んでいました。そこでこの水やりボトルを提案&導入してみたところ、お尻かぶれ問題はすっきり解消しました。

娘の愛用モデルはホームセンターの園芸コーナーにて300円ほどで購入したものですが、1年以上、毎日使い続けても壊れる気配はありません。万が一の取り間違いを避けるため(どこでだ…)、娘が最近ハマっているイルカのステッカーチューンを施してあります。

ちょうどいいサイズ感のテーブル。

アウトドア用のコンパクトな「折り畳みテーブル」も、我が家の必需品です。これは元々、ソロキャンプ用に手に入れたA4サイズのアルミ製テーブルです。パッと広げるだけで4本の脚が飛び出すポップアップ式で、わずか数秒で設営が完了する優れものです。

ワンタッチ式なので自分で広げられます。

これに手ぬぐいを敷いておやつ用のテーブルとして使っているのですが、子どもが座り食べをするのにちょうどいい高さとサイズなんです。娘はこのテーブルのおかげで、座り食べが上手にできるようになりました。最近では、おなかが空くと自らテーブルを持ってきて、手ぬぐいを敷いてセッティングを済ませておやつを催促します。たたむとノートのような薄さになり、しかも重さはわずか395g。お出かけにも持ち歩いています。

いきなり吸うと泣くので、まずはぬいぐるみのお友達全員の鼻を吸ってから、という段取りが大事。

毎日使うものではありませんが、いざというときにすごく役立った道具といえば、「電動鼻吸い器」の存在も忘れてはいけません。姉の家からのお下がりなのですが、初めて娘が風邪を引いたときに、これがあって本当に助かった。

鼻吸い器といえば、シンプルでコンパクトな手動のものもありますが、こればかりは多少かさ張っても電動がいい。というのも、赤ちゃんは鼻を吸われるのを嫌がるので、一瞬で勝負を決められるパワーのあるタイプが、とにかくお互いにストレスフリー。「鼻を吸われるのは嫌だー」と泣き始めたころには、もう吸い終わっているといった具合です。仕事が早いだろう?

吸い出した鼻水は途中のパーツに溜まる仕組みなので、使用後はそこを洗うだけと、手入れも簡単で衛生的なのも気に入っています。

最近は折りたたみ式のテーブルを自分で好きな場所に設置しておやつを楽しんでいます。

ちなみに、出産祝いでいろいろなベビーグッズをいただきましたが、なかでもとくに重宝したのは、やはり定番のオムツタワーでした。「こんなに一杯届いて、果たして使い切れるのか?」と初めは思ったものの、毎日の消耗品はいくらあってもよいですね。あっという間になくなってしまいました。

あとは、自分ではなかなか買わない質のよい大判タオルも重宝してますし、忙しいときでもパッと食べられるような、親用の美味しい冷凍食品もうれしかった。さすが子育ての先輩方は、そのあたりよくわかっていらっしゃる!子どもが産まれるまでは友達の出産祝いに悩むことが多かったのですが、以降は大いに参考にさせてもらっています。

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PROFILE 池田圭 編集者、ライター。40才を越えてから第一子を授かり、仕事そっちのけで溺愛する毎日を送る。共著に『無人地帯の遊び方』(グラフィック社)。編集を手掛けた書籍に『焚き火の本』『焚き火料理の本』(すべて山と溪谷社)など多数。
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