先輩パパとママの毎日コラム

vol.78 姉妹とともに、美しい1日を積み重ねていく日々 ~2~

相武えつ子 2017/7/5

二人の女の子のママとして、日々をていねいに暮らし、美しい毎日を記録として写真に残し続けている相武さんに出産を振り返っていただきました。

ーー5才になった長女と、2才の次女、二人のお子さんと毎日賑やかに暮らしている相武さん。1人目と2人目では妊娠中の過ごし方に変化があったとのことですが、出産や産後にも変化がありましたか?

相武
長女の時は予定日超過による緊急帝王切開だったので心の準備ができていませんでした。術後、立てない、トイレにも行けない、ご飯も食べられない、カメラを産院に持ち込んだのに写真を撮る余裕すらない。産むがやすしじゃないじゃん!と思いました(笑)

退院した後は実家にお世話になっていましたが、こんなに泣くの?こんなに起きるの?こんなに私は寝れないの?と出産を喜ぶというよりは大変な気持ちが強かったです。友達の先輩ママさんや、自分の母親を改めて尊敬しました。友人や母親に相談し、話を聞いてもらい、たっぷり休ませてもらいました。寝ないとだめですね、本当。体力も気力もなくなってしまう。少しの時間でもとことん休むようにしました。時間がある時は写真を娘の成長記録として撮り始め、楽しくなり余裕も出てきて、どんどん体力も気力も回復しました。

ーー初めての出産は初体験ばかりですよね。経験値の上がった2人目の時はいかがでしたか?

相武
次女の時も、長女の時と同様里帰り出産でしたが、長女の時とは全然違い、今度は休みたい時に休めない。でもそんな自分のことより長女のことが気がかりでなりませんでした。さみしい思いはさせてないか、我慢させてないか。次女出産の入院の時は初めて私と離れて生活した長女。お見舞いに来てくれましたが、帰る頃にはみるみる表情が曇り、泣くのを我慢して、でも結局泣いてしまって、私にしがみついて、そんな長女がとてもいとおしくて私まで泣いてしまいました。泣くのを我慢することを覚えて、少しおねえちゃんっぽく成長したように感じましたが、その成長が少し寂しくも感じました。

退院後、実家にいるとはいえ長女が遊びたいのは私だったので、次女が昼寝中に二人だけの時間を作ってました。長女だけのトクベツを作ったり、一緒においしいものを食べたりしていました。赤ちゃん返りより、私の真似をしてお人形をおんぶしたりする長女がいとおしかったです。次女の一挙手一投足が新生児期しかないものと分かっていたので、写真に残して残して残しまくりました。写真を撮るということは私にとっていい気分転換になっていました。

ーー小さなお子さんを抱えての出産・育児は大変なこともあると思いますが、二人いることでよかったな、と思ったエピソードなどありますか?

相武
長女に、小さい頃はあなたもこうだったんだよというと、優しい目をして次女をみて「私が小さな頃はこんな風にお母さんに甘えていたんだ」と言ってました。もう覚えていないだろう長女自身の赤ちゃん期、次女に重ねることで自分が受けてきた愛を確認してくれるといいなと勝手ですが思っています。

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PROFILE 相武えつ子 2人姉妹のママ。子どもとの愛おしい日々をカメラに収め、インスタグラムにアップする日々。愛用カメラは『Canon EOS 6D 』。2015年にシグマフォトコンテスト優秀賞を受賞するほどの腕前。
https://www.instagram.com/aimue/
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