先輩パパとママの毎日コラム

vol.272 まいにちが宝石〜365の想い出「自然に触れ合う子育て」

原 未来 2019/10/4

二人の男の子のママであり、写真家として活動する原 未来さんの、子育ての楽しい思い出。今回は「子育て」がテーマです。

主に庭の手入れをしてくれている父と一緒に見よう見真似で庭仕事。

前回のキャンプのお話でもお話しましたが、私も夫も子どもの頃から自然の中でばかり遊んでいるような子どもでした。それは大人になってからも変わらず、海へサーフィンをしに行ったり、何日かかけてキャンプをしながら三重県まで旅をしたり、週末ともなるといそいそと自然のある場所へ出かけていました。

子どもが生まれてからも小さい頃から海や山へと連れて行き、自然と触れ合う機会を多く作ってきました。だから子どもたちは外で遊ぶことが大好き。海や山など遠くまで出かける予定がない日も、近くの自然のある場所で過ごしています。

波と戯れながら浜で貝拾い。海は素肌で自然と触れ合える場所。

保育園の帰り道に落ち葉を拾って落ち葉アートを楽しんだり、広い坂道を滑って遊んだり……そんな日々の寄り道も楽しい時間です。家の周りを散策するだけでもとても楽しく豊かな気持ちになります。

この時期は綺麗な色の落ち葉がたくさん!

山奥にある夫の実家で、タケノコの季節に毎年家族でタケノコ掘りをするのも恒例です。子どもたちが赤ちゃんの頃にはおぶって、少し大きくなったらお手伝いをしてもらっています。大きな竹がいつも食べているタケノコと初めて理解したときには、とても驚いた様子でした。

まだヨチヨチ歩きでお手伝いはできないけれどお兄ちゃんの様子をじっと観察。

自分で収穫したタケノコは特別!お友達にも配ります。

また、自宅の庭では父がいろいろなものを栽培し小さな頃からお手伝いをすることで、子どもたちの食育に役立っていると感じます。スーパーで手に入るお野菜がどうやってできているのか、苗から日々手をかけ育っていき、ようやく食べられるようになること、そんなことを子どもたちは覚えていきます。

プチトマトやキュウリ、ゴーヤなどは簡単に育てられるのでおすすめです。もしご自宅で栽培できたら、苦手だった野菜も少し食べられるようになるかもしれませんね!

ここは我が家の第二の庭!毎日のように通って自然を満喫しています。

“自然に触れ合う子育て”と言っても、家の近くや家の中の植物やプランターなどでも自然を感じることは十分できます。昔より楽しい施設やイベントも多くなった分、自然に触れ合う機会は少なくなっているかもしれませんが、日本には他にはない四季という素晴らしい季節の移り変わりもあります。ぜひ実体験として子どもたちに様々な経験をさせてあげたいと、日々思いながら過ごしています。

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PROFILE 原 未来 写真家。2人の男の子のママ。高校卒業後に渡米し、写真家・ホンマタカシ氏のアシスタントを経て独立。
http://miraihara.wixsite.com/work
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