先輩パパとママに聞きました！
写真好きのママ・aoxdaysさんに伺う我が子との思い出エピソード。第５回は子どもの写真について聞きました。
ーーaoxdaysさんは写真はいつから撮り始めたのですか？
aoxdays
写真を撮り始めたのは11年ほど前からになります。きっかけは愛犬と暮らし始め、かわいい写真を撮りたいものの手持ちのコンパクトデジタルカメラと携帯電話では、犬の動きについていけず残像しか残せなくて……。これは一眼レフと言うカメラで撮ればすごい写真が撮れたりするのではないか！？との期待を込めて購入に踏み切りました。
いつか子どもを授かることができたら、毎日一枚は撮りたい、毎月同じシチュエーションで撮りたい、夫との思い出の場所での記念撮影も絶対したい、とその頃から構想は膨らんでいましたね。
ーー実際にお子さんが生まれて、どんなシーンで撮影していますか？
aoxdays
普段撮ることが多いのはなんでもない日常のひとコマです。まだ眠そうな顔でパンを頬張る姿がかわいかったり、横顔に成長を感じたり、お調子者な息子なのでちょけていたり（関西弁で「ふざけている」の意味）……と特別ではないけれど、私にとっては愛おしくてたまらない瞬間を残しています。
特にこのシーンは撮影する！という訳でなく、原動力は「かわいい！」そう思ったときにシャッターを切っている感覚です。
ーー撮っておいてよかったなと思うのは、どんな写真ですか？
aoxdays
残しておいてよかった場面はたくさんあるのですが……、ひとつめは「毎年訪れる場所での家族写真」ですね。まだ夫と二人の頃から訪れていた思い出の場所で毎年写真を撮っています。毎年その時期になると写真を並べてみては、それぞれの年のことを思い返して懐かしくなります。いつまで一緒に出かけてくれるかな、写真は嫌がるようになるかもしれないな、でもどんな形でも残せる限りは撮り続けたいと思っています。
もうひとつは「１才まで毎月撮っていたマンスリーフォト」です。１才までの12ヵ月、毎月誕生の日に同じ服、同じ場所、同じぬいぐるみと写真を撮っていました。１年で本当に大きく成長したなと思いますね。
ーー改めて、赤ちゃんの頃の写真を見返してみていかがですか？
aoxdays
成長を感じるのはもちろんですが、どの写真にもいろんなエピソードが詰まっていて、そのときの気持ちが蘇ってきます。こんなにも鮮明に思い出せるのかとビックリするくらい。
忘れたくないのに薄れていく記憶、このときはこんな風に喋ってたな、これが言えなくてかわいかった、このときはイヤイヤが酷くて大変で……でも今になったらそんな場面も懐かしくて愛おしくて。
だからこそ、これからも覚えておきたい場面をたくさん残しておきたいと思います。
ーーぜひお子さんのかわいい写真を撮るコツを教えてください！
aoxdays
さっと撮れるように、カメラは基本的にいつもそばに置くようにしています。家だとリビング、外出時はポケットに入れたり、斜め掛けでぶら下げています。息子と話しながらや遊びながら、なるべく息子と同じ目線になって撮ることが多いですね。
ーーaoxdaysさんが撮った写真を見て、旦那さんの反応はいかがですか？
aoxdays
「自分がいない時間のことも見ることができるので、息子のいろんな写真（表情、仕草、その日の思い出）を残してくれることがすごく嬉しい」と言ってくれています！夫はいつも私をほめて伸ばしてくれるので、写真を見るたび「めっちゃいいなー、かわいいなあ」など嬉しくなる言葉をかけてくれます。それがとても嬉しくて、いつも夫からのコメントをわくわくしながら待っています（笑）。
私が写真好きなので、必然的にどうしても夫と息子の写真ばかりになってしまうのですが……家族でお出かけしたときは夫もカメラを持って、私と息子のとても嬉しい宝物の瞬間を写してくれます。
ーーこれまで撮影した写真はどのように残していますか？
aoxdays
フィルムカメラで撮った写真は毎回必ずすべてプリントしているのですが、枚数が多すぎてまったく手が付けられず……この整理は私の老後の楽しみだなと思っています（笑）。ただ、毎月スマホのアプリを利用してプリントをし、将来息子に渡すアルバムだけは作成しています。また、気に入った写真はそのまま壁に貼り付けたり、大きく引き伸ばして額装したりして飾っています。
aoxdays
今後もずっと家族写真は撮り続けていきたいですね。息子の写真は成長と共にいつか嫌がられてしまう日が来るかもしれませんが、家族での節目節目の写真はいつまでも残していけたらいいなあと思っています。
元々写真を撮りながら展示やZINEを作ることも楽しんできました。去年は息子をテーマに久しぶりに個展をしたのですが、また同じように家族の写真で開催したいです。