人気育児雑誌が選ぶ子育てトレンド第11回ペアレンティングアワード授賞式取材レポート
毎年、その年に話題を集めた「子育てにまつわるトレンド(ヒト・モノ・コト)」を、育児雑誌6誌が選ぶペアレンティングアワード。11回目となる今回、ピジョンでは「さく乳器 母乳アシスト」がモノ部門を受賞。授賞式の様子を取材し、人気育児雑誌編集長に子育てのトレンドをインタビューしてきました。
人気育児雑誌6誌が選ぶ子育てトレンド第11回 ペアレンティングアワード モノ部門に、ピジョンの「さく乳器 母乳アシスト」が受賞しました。授賞式の様子を取材するとともに、育児雑誌編集長目線の育児グッズに関してお話を聞いてきました。
授賞式では、話題となった育児に関する「ヒト」「コト」「モノ」が表彰されます。
「ヒト」部門では、実際に子育てを行う芸能人のみなさんが発表され、会場を賑わせておりました。
「ヒト」部門受賞者
「ママ部門」には「安田美沙子さん」
「カップル部門」には「りゅうちぇるさん、ぺこさん」
ぺこさんは、ビデオレターで出演でした。りゅうちぇるさんは「出産前は心配だったけど、ぺこさんが楽しく育児をしてくれているし、私もパパとしてなんでもできる。ぺこさんからは、ほんまありがとう、といってもらっています」とのことでした。
出産前の、ぺこ&りゅうちぇるさんの記事はこちら
「文化人部門」には「若槻千夏さん」
「パパ部門」には「千原ジュニアさん」
「モノ」部門では、ピジョン「さく乳器 母乳アシスト」が受賞
育児グッズは昨今様々な形で発展をしてきました。普段から多くの育児用品を見ている育児雑誌編集者達の目線で話題になった最新のグッズが次々と紹介され、圧巻のアワードとなりました。
ピジョンが受賞した、「さく乳器 母乳アシスト」は、赤ちゃんの哺乳研究からヒントを得た「赤ちゃんここちリズム」で、自然にしっかりとさく乳ができるさく乳器です。話題となっているIoT機器で、専用アプリでスマートフォンとの連動機能も備わっています。
受賞した「さく乳器 母乳アシスト」の製品発表会の様子はこちら
久保田氏よりの挨拶
この度の栄えある受賞誠にありがとうございます。関係者一同で喜びを分かち合っております。
「さく乳器 母乳アシスト」は、専用アプリとの連携で機能の拡張と記録管理ができる「IoT(Baby Tech)」を採用したモデルを新たに取り入れました。
これからもママとそのご家族の母乳育児をより便利に・快適にしたいという思いを込めております。
今回の受賞を励みにこれからも赤ちゃんとそのご家族のサポートに努めていきたいと思います。この度の受賞誠にありがとうございました。
授賞式では、選考を行った雑誌社の編集長にもお話を伺ってきました。
『ゼクシィBaby』編集長:尾花 晶さん
−−受賞した「さく乳器 母乳アシスト」の推薦ポイントを教えてください。
産後にママが母乳育児で困ることがとても多いんですよね。代表的な「痛い」「張ってしまう」などのトラブルです。でも、事前に何か準備をするということもなかなかないですし、妊婦の時期には、産めば母乳はでるもの、と思っていて、生まれた後に悩むことになるとは思っていない方が多いんです。
実際、私達媒体にも、産後に授乳で悩むママたちが、妊娠中に知っておきたかった、という声をたくさんいただきます。母乳育児に関しては、妊娠期から知っておいてね、事前に準備しておいてねと、誌面では伝えるようにしているんですが、まだまだ知らない方が多いですね。
ただ、産後に実際にトラブルになったママ達から、さく乳器にとても助けられたという声をたくさん聞くんです。産後、母乳育児を軌道にのせるには、いっぱい吸ってもらう必要がありますが、いっぱい吸ってもらうと、乳首が切れたり、おっぱいが張ってしまったりして、疲れてしまうことがある中で、さく乳器があることで、軌道に乗りやすかったり、自分が疲れている時に家族に協力してもらえたりするんですよね。
今育児グッズは、色々発展していますよね。昔は、電動なんてなかったんですが、このさく乳器は、発展してきた育児グッズの代表例だと思っています。トラブルだったり、つらいことを楽にしてくれるのが、さく乳器だなと感じています。
今回さらに進化して、アプリ連動もしていていいですよね。
ママ達は、自分が楽になる為にお金をかける、ということにはなかなか頭が回らないと思いますが、こんなに便利なものがあるのだったら、すぐにでも助けてもらった方がいいよ、と思っています。
ママが楽になることが、ママだけがよいだけではなく、周りのご家族もゆったりできるし、赤ちゃんにもよい環境になりますよね。
−−今回、電動の母乳アシストをおススメされていますが、理由はありますでしょうか。
さく乳器があるだけでよいことはあるんですが、手動よりも電動になるともっとよくなる、アイテムだと思います。さく乳する時間はそれなりに長い時間になってしまうので、電動だとその分ママの体を休めることにもなると思います。このような考えがママにもっと浸透していくといいですよね。
−−さく乳器が受賞したということは、さく乳器に興味を持つママが増えてきたということでしょうか。
そうですね。少し前までの妊娠中のママは、産後の生活で赤ちゃんが寝てくれなくて大変なんだろうな、といったざっくりとした印象しかなかったかと思いますが、最近、産後に授乳で困る、という情報がママ達にも入るようになってきたんだろうと思います。誌面でも伝え続けていることですね。
トラブルが起きてからでは、なかなか対応が難しかったりするので、やはり、早いうちに知ってもらえると良いですよね。妊娠中に知っておくと、いきなり訪れる辛さではなく、心の持ちようが変わると思います。ママ達にはこれからも、知っておくだけでも違うんだよ、と伝えていきたいと思います。
−−他に母乳育児に関してママ達に伝えていきたいことはありますか。
赤ちゃんによって飲み方のタイプや個性が違うということですね。赤ちゃんにタイプがあるって、結構びっくりじゃないですか。ママも自分の子どもしかみていなかったら、わからないことですよね。赤ちゃんによって飲み方にも個性があることを知っていると、例えば、飲みが悪い、となったときに、根つめてどうにかしないとと考え込むのではなく、ウチの子はそういうタイプなんだな、と思えることで、気持ちが楽になると思います。
また、ママにも個性があって、子どもにも個性があることを知ってもらいたいと思います。
『Pre-mo』『Baby-mo』編集長:大隅優子さん(写真左)と副編集長:市川陽子さん(写真右)
−−受賞した「さく乳器 母乳アシスト」の推薦ポイントを教えてください。
大隅さん:
母乳育児に心配だったり、自信が持てなかったりするママ達に、色々な選択肢を広げてくれた商品だなと思います。アプリで利用できるというところが、タッチしやすい商品だなと思います。
デジタルファーストなママが多いので、アプリで使ってみようと思うキッカケになりますよね。
そして最初、オシャレだな、と思ったんです。色合いがよいですよね。お部屋環境を整えながら、子育てライフを考えていくママ達には、パッと見て欲しい、と思えるさく乳器だと感じました。
トラブルの解決の為に、、、といった入り口だけでなく、使ってみたい!アプリで利用してみよう、というキッカケから、取り入れられる商品という選択肢がいいですね。
アプリで予防接種のスケジュールを管理して、といったママが普通の時代になってきましたので、アプリで使えるということは、入りやすいですよね。
市川さん:
ママになると、身の回りのものが自分の好きなテイストではなく、子どもよりのデザインのものに変わっていくことに違和感を感じているママが多いんですよね。そういうママは、妊婦の頃から自分の好きなデザインのグッズを探しているんですよね。お家に置いててもいいかなと。機能はもちろん必要なんですけどね。
大隅さん:
あとは、りゅうちぇるさんもサポートしているとお話されていましたが、パパもおじいちゃんも授乳ができるので、さく乳がスムーズにできるグッズがあるといいですよね。
自分は、さく乳を経験せずに子育てをしてしまったので、個人的にもちょっと使ってみたかったです(笑)
ママでなくても育児は色々できるんですよね。そういった意味で、さく乳がスムーズだと、色々な可能性と選択肢を広げてくれる商品なんだと思います。
市川さん:
そうですね。ママの気持ちも楽になりますよね。
−−ママ達にどんなことを伝えていきたいですか。
市川さん:
今のママ達は、すごい情報を求めているんですよね。検索をして色々調べているんですが、それでも正しい情報を知りたい、と思っている方達が、誌面を購入して頂いている気がします。購入した方は、本当に隅から隅まで読んでくださっていますね。
大隅さん:
本当にみなさん勉強家で、前向きですね。カメラ講座を行ったりすると、積極的に学んで、Instagramなどに投稿されていたりします。
市川さん:
意識が高い方が多いです。色々なものがある中から、自分の好きなものを選ぶという方が多いですね。
−−確かに勉強熱心なママが多いですよね。また、初めて出産をするママ達は、何がわからないか、わからない方々だと思います。どんなことを伝えていきたいですか。
市川さん:
ちゃんとした良質な情報を伝えていきたいですね。今、痩せている妊婦さんが多いことが問題になっていますが、体重が増えたということに気を使いすぎ、痩せ過ぎてしまう方が多かったりしますね。専門家の声をしっかりと伝えていきたいと思います。
あとは、今しかない時期をちゃんと楽しんでもらえるようにも伝えています。
−−最近の育児事情は変わってきていると感じますか。
市川さん:
出かけなれている人が増えましたね。赤ちゃんが3ヵ月くらいの頃からも、いろんなグッズを工夫して活用し、積極的に外出している方が多いですね。感度が高く情報を仕入れている印象です。明るく楽しく育児に取り組んでいる方が多いですね。