先輩パパとママに教えてもらいました！

vol.46 なんでもない日もありがとう「赤ちゃんの手作りおやつ　〜小松菜の蒸しパン（レシピ付き）〜」

Rom 岡本雅恵 2021/7/26

フードユニット、TORiの岡本雅恵さん。今回は岡本家で人気だった赤ちゃんのための手作りおやつのレシピを紹介いただきます。

子どもが産まれて、半年を過ぎる頃から離乳食が始まって、いろいろなものが少しずつ食べられるようになって、改めて食に向き合う方も多いのではないでしょうか。いろいろ試行錯誤しながら大奮闘して、お出かけのときのおやつはバナナが定番で…なんていうのをとても懐かしく感じます。

（左）そのまま食べられるフルーツはありがたいおやつですね。（右）手作りおやつを握りしめてつかまり立ち。

お店でも、キャロットケーキから始まり、ごぼうのガトーショコラ（！）など野菜入りのスイーツをよく作っていたので、野菜入りのスイーツ作りには慣れていました。そこで、少しでも野菜を食べて欲しいな〜という思いから、できるだけシンプルな材料で、簡単に作れて、持ち運びしやすく、おなかにもたまる、季節の野菜を使った蒸しパンを、家でもいろいろ作っていました。

今回は、そんな中でもよく作っていた小松菜の蒸しパンをご紹介したいと思います。小松菜を選んだのは、他の青菜に比べて癖が強くなく、小松菜自体の風味が、じつはスイーツに向いているな〜と思ってのことです。また、人参をすりおろしたり、角切りのさつまいもをのせたり、とうもろこしとチーズを混ぜ込んだりと、応用が効くのでぜひお試しくださいね。

干しぶどう入りの小松菜の蒸しパン。

味は、限りなく甘さは控えめにしていて、干しぶどうがよいアクセントになっています。子どもはだいたい干しぶどうをつまんでそこから食べますが（笑）。また、自然な甘みが好きなのと、できるだけ身体に負担をかけないように、きび砂糖を使ったり、アレルギーがあるお子さまでも食べられるよう、卵と乳製品を使っていません。

子どもって正直なので（笑）、ダメなものは本当に食べないのですが、この小松菜入りも、最初は小松菜を入れ過ぎてしまって、まったく食べてくれませんでした。このレシピは何回か作っていく中で見つけたお気に入りになります。ほんのりとした風味と綺麗なグリーンがかわいい蒸しパンです。

時には市販のお菓子も併用して、おやつ作りが負担にならないようにはしつつ、子どもが喜んで食べてくれて、おかわりしてくれる姿には、手作りした甲斐があったな〜！と嬉しくなってしまうこと間違いなしですよ。

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