パパ芸人山西章博「初めての育児は、わからないことだらけ！」
お笑いコンビ「夫婦のじかん」の山西章博さん。相方でもありイラストレーターでもあるママが生活費を稼いで、パパが家事をするライフスタイルをブログやSNSで発信中です。パパ芸人山西さんが、わからないことだらけの初めての育児について書き綴ります。
ついに息子が初めての誕生日を迎える時が来ました。
一才の誕生日には一升餅を背負って、「選び取り」と言うものをするそう。おそらく僕も一才の時にやったのでしょうが、もちろん覚えている訳もなく、どう言う理由でこんな事をするのかもわかりませんでした。
一升餅は奥さんの実家が送ってくれたので、早速背負ってみる事に。泣くだろうな〜と思っていたのですが、背負っても特に嫌がる事もなく、いつも通り平然としていました。しかもそのままソファーに掴まって立ち上がったのです。
息子は産まれた時から体が大きくて、一才になった時も引き続き体格はどっしりとしていました。一升餅を背負ってもびくともせず、立ち上がる姿に頼もしさを覚えました。こりゃ大物になるぞ（親バカです）！
続いて選び取りです。将来どんな人になるか、どんな仕事に就くかを占う？遊びのようなものでしょうか。色んな絵が描かれたカードの中から、息子が手に取ったものが将来の息子の姿です。
ご覧下さい。運動神経抜群、スポーツ選手、才能豊かな画家。僕はめちゃくちゃ運動音痴で、絵心に至っては全くありません。対して奥さんはイラストやデザインの仕事もしており、漫画も出版しています。そして小学生の頃は徒競走でも１位だったそう。どうやら母方の才能だけ引き継いだようです……。でもそれでいい！と言うかその方がいい！ただの遊びなのですが、全く的外れな事もなく、なんならとても当てはまっているような気がしました （親バカpart2です） 。
息子は僕達や実家からのプレゼントを並べてご満悦。中でも手押し車がお気に入りで、ずっと押していました。この手押し車は座る事もできるので、少し前まで椅子としても使っていました。
写真館に写真も撮りに行って、息子の初めての誕生日は終わりました。一年と言うのは本当にあっという間で、ネントレをしていた頃やぎっくり背中になった事、離乳食を始めた頃なんかが昨日の事のように思い出されます。特にコラムを書いていると当時の事を思い出して、寝不足だったり辛い時もあったと思うのですが、懐かしさだけが残っていて全てがいい思い出になっています。
一才以降もまた夜寝なくなったり、好き嫌いが出てきたり、自我が芽生えてきてイヤイヤ言い出したりとまた今までには無い事が起こってきたのですが、それも今ではいい思い出になりました。今は今でイヤイヤ期の真っ最中ですが、数年後には笑い話になっている事でしょう。
何もかもが初めてでわからない事ばかりでしたが、息子と一緒に僕達も成長してきたと思います。そしてこれからも初めての事やわからない事がたくさん出てくると思いますが、その度にいつものようにあたふたしながら楽しんで経験していきたいと思います。