パパ芸人山西章博「初めての育児は、わからないことだらけ!」vol.8

初めての息子を連れての仕事

2020/1/23
初めての息子を連れての仕事 初めての息子を連れての仕事

お笑いコンビ「夫婦のじかん」の山西章博さん。相方でもありイラストレーターでもあるママが生活費を稼いで、パパが家事をするライフスタイルをブログやSNSで発信中です。パパ芸人山西さんが、わからないことだらけの初めての育児について書き綴ります。

息子が生まれて2ヵ月程経った頃、コンビでの仕事が入りました。産休は取っており仕事は入らないようにしていたのですが、奥さんの描いた漫画が賞を取ったので授賞式に参加する事になりました。

僕の実家から母に来てもらって、その間だけ息子を見てもらう事にしました。ただ息子が生まれてすぐ僕の両親が来た時、母は抱っこの仕方もままならず、オムツの替え方もよくわかっていない様でした。僕には弟もいるのですが、子ども2人育てた母親とは思えない程のしどろもどろさでした。と言うのも、僕の家は祖父母と同居しており、母も働いていたので(しかも当時産休は1ヵ月程しか取れなかったそうです)僕の面倒はほとんど祖父母が見てくれていたそうです。母は母で大変だったんですね。

そんな母に息子を預ける事に少し不安を感じていたのですが、授賞式の会場にベビーシッターの方が来てくれると連絡が来たので、シッターさんにお任せする事にしました。母はもう航空券も取っていたということもあり、折角なので授賞式後に一緒に買い物や食事をする事になりました。

息子さんの全身写真

授賞式当日、まだベビーカーも買っていなかったため、抱っこ紐で向かうことになりました。僕は小太りで腹が出ているので、長時間抱っこ紐で息子を抱っこしてるとお互いに苦しいんじゃないかと言う事で、奥さんが抱っこ紐で息子を抱っこして行く事になりました。

今まで近所を少し散歩するくらいしかしていなかったので、電車に乗って遠いところへ長時間出かけるのも初めてです。オムツやお尻拭き、ミルクや着替えなど、あれはいるのか?これも持っていった方がいいのか?と準備にも手間取り、時間に余裕を持っていたのに結局ギリギリに。まあ僕たちは子どもがいなくても、よく時間ギリギリになるのですが…。

移動中は息子も大人しく、スムーズに現場に到着しました。打ち合わせを終え、控室に行くとネタで出番だった後輩の横澤夏子やレインボーがいて、ベビーシッターの方と一緒に息子をあやしてくれて面倒を見てくれました。イベントも無事終わり、母と合流して息子の洋服や必要なものを買いに近くのショッピングモールへ行く事に。

その日はまだ6月の頭なのにかなり気温が上がっていて、歩いているだけで汗ばむくらいの陽気でした。すると、息子を抱っこしている奥さんの足取りが段々と重くなってきました。後から知ったのですが、この時は骨盤がまだ開いていて、しかも歪んでいる状態だったらしく歩くと腰がとても痛かったそうです。その上息子を抱っこしての移動は辛かったと思います。そしてショッピングモールなので思いの外歩き回りました。

途中で抱っこを代わる提案もしたのですが、当時お互い抱っこ紐の装着に全く慣れていなくて、今外したら上手く付けられなくなると言う不安から引き続き奥さんが抱っこする事に。

ご飯を外で食べるのはやめて、何か買って家で食べる事にしました。家に着く頃には奥さんはヘトヘトで、もう痛くて一歩も歩けないと言う状態でした。ショッピングモールでは奥さんの辛さも分からず、母と自分たちのペースで見て回ってたのは申し訳無かったです。

寝顔

この後奥さんは骨盤矯正のために整骨院に通う事になりました。骨盤矯正と言う言葉は聞いたことがありましたが、どう言う理由で誰のために必要なのかなどは全く理解していませんでした。育児でのわからない事はもちろんですが、奥さんの体にも産後色々な事が起こっており、その事を僕は知りませんでした。

この後、抱っこ紐の装着を僕1人でも完璧にできるように練習したことは言うまでもありません。

山西章博

PROFILE

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徳島県徳島市出身。吉本興業株式会社所属。2015年に同期でもある大貫さんと結婚。2016年大貫さんと夫婦コンビ「夫婦のじかん」結成。2018年第一子誕生。芸人仕事をしながら主夫もしている。
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