先輩パパとママの毎日コラム

vol.162 子育てを、ちょっと素敵にする工夫「アメリカでのお節句の話」

セキアキコ 2018/6/7

アメリカ・オレゴン州にあるアシュランドという芸術活動が盛んな美しい都市で暮らすセキアキコさんのアメリカでの子育てエピソード。

アメリカなのに、ちょっと日本ぽい!でも、やっぱりちょっとアメリカっぽいかも?息子の初節句は、そんな感じでした。

このときはちょうど私の両親が息子に会いにアシュランドまで来てくれていて、そのタイミングに合わせて夫の家族もアシュランド入り。そして5月5日は初節句のお祝いとして、我が家にお客さんを招いてホームパーティを開きました!

アメリカに引っ越してから半年、お友達もまだあまりできていなかった頃ですが、いつも息子のことをかわいがってくれるお隣さん御一家と、そこにホームステイしている女の子、同郷出身で偶然にも日本に共通の友人までいることが判明したアシュランド在住の日本人の方御一家、そして私と夫の家族と、たくさんの方が集まってくれました。

パーティはアメリカではお馴染みのポットラック(料理持ち寄り)スタイル。いわゆる日本のお祝い料理と、アメリカのホームパーティの定番の料理が組み合わされて、まさに和洋折衷な感じ。私の両親にとっては初めてのアメリカンなパーティで、夫の家族にとっては初めての端午の節句です。そして実は、両方の家族が揃うのはこのときが初めてだったのです!

じいじとばあばからのプレゼント、立派な鯉のぼりが空を泳ぎました!

初節句パーティはとっても盛り上がり、お節句に馴染みの薄いアメリカ人の皆さんも日本の伝統行事を楽しんでくれました。そしてなにより、引っ越したばかりのこの街で、遠くから駆けつけてくれた家族と、新しくできた友達みんなが息子の初節句を祝ってくれたことに胸がいっぱい。特別な嬉しい一日になりました。

翌年のお節句にて。1年前と同じ長袖着てる……いま初めて気がつきました。

そして次の年は、今度は息子の友達の初節句のお祝いにお呼ばれ。この間の1年で息子にもたくさんの友達ができました。

実は息子の初節句のときに、日本人の叔母さまが大きな折り紙の兜を作ってきてくれて、それがとても嬉しかったのを思い出して。なので今度はお友達のために折り紙兜の帽子を作ってプレゼントしました!

約50〜55cm四方に切ったキャンバスなどの少し厚手の布を折り紙と同じように折るだけなので、簡単に作れます。布のふちにはジグザグミシンをかけて、兜の角の部分は手芸用の糊でとめてあげると、よりしっかりしますよ。

写真撮影にもぴったりなので、ぜひ作ってみて下さい。

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PROFILE セキアキコ アメリカ・オレゴン州で出産と子育てをスタート。現在はメイン州在住。サンフランシスコで写真を学んだ後、スタジオアシスタント、ブライダルカメラマンとして働く。
http://ameblo.jp/aco-84/
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