夫婦のじかんが夫婦の時間を考察!「ズレ家事」「ズレ育児」を防ぐ方法とは?
ママとパパで家事や育児をやっていると、「ズレ家事」「ズレ育児」に遭遇することはありませんか?ご夫婦でお笑いコンビを組み、私生活で家事や育児をしている「夫婦のじかん」のふたりも、「ズレ家事」「ズレ育児」に遭遇しています。そんな時、ふたりはどのように向き合っているのでしょう。今回は「離乳食の役割」についてです。
我が家では家事全般、特に食事は僕が担当しています。俗に言う「主夫」です。というのも、奥さんは芸人の他にもイラストの仕事をしていて、それが我が家の家計を支えています。俗に言う「大黒柱」です。
そしてなにより奥さんはなかなかの味音痴で、牛肉と豚肉の違いもよくわからない程です。厚揚げを食べて「これ、なんか豆腐みたいじゃない?」と言った事もあります。勿論厚揚げは豆腐を揚げたものなので豆腐です。一体なんだと思っていたのでしょう?
その代わりと言っては何ですが、味へのこだわりもほとんどなく、何を食べても美味しいと言ってくれます。
ある日、お祭りの屋台で売っていた肉巻きおにぎりを食べた時、「今まで食べた物の中で一番美味い!」と言っていました。いや、美味いけど一番か?て言うか僕毎日飯作ってるけど…。
奥さんの味音痴話はこの辺にして、とにかく2人で役割を決めたと言うよりは、自然とそうなった感じでしょうか。
食事を僕が担当しているので、離乳食もそのまま僕の担当になりました。奥さんにやって貰うのも、少し不安が残りますからね…。
そう言う僕も離乳食を作るのは初めてです。大人のご飯のように、何となく適当でと言う訳にはいきません。ネットで調べると、はじめての離乳食は10倍粥ということで作ってみました。と言っても、炊いたご飯から10倍粥が作れる器具を買っていたので簡単でした。
そして、その流れで僕が食べさせることに。はじめての離乳食は、食べているのかいないのか、ペチャペチャと口を動かしていただけで終了しました。その後はどんどん食べるようになったのですが、毎回完食するわけではなく、時にはほとんど残すような事もありました。
もちろんそんな時だってあるのはわかっているのですが、作り方が変だったのかと思ったり、残ったものを下げる時には少し悲しい気持ちになったりしました。
調べながら、手間と時間をかけて作っているので、そう思う親御さんも少なくないかも知れません。
ある日「私が食べさせるよ」と、奥さんが離乳食を食べさせてくれるようになりました。僕は離乳食を作って盛り付けまでをやり、そこから奥さんにバトンタッチです。もし引き続き僕が食べさせていたら、その内「せっかく作ったのに、何で食べないんだ!」と思うようになっていたかも知れません。
もしかしたら、自分でも気付かないうちにそう言う空気を出していて、それを感じて奥さんがやってくれたのかも。
どちらにせよ、役割を分ける事でストレスが軽減されました。特に話して決めたわけではないですが、作った人じゃない方が食べさせるというのはいい方法かも知れません。
ただ奥さんの場合、食器は食べ終わったまま置いていたので、どれくらい残したか一目瞭然でした…。洗い物もしてくれ!