ママとパパで家事や育児をやっていると、「ズレ家事」「ズレ育児」に遭遇することはありませんか?ご夫婦でお笑いコンビを組み、私生活で家事や育児をしている「夫婦のじかん」のふたりも、「ズレ家事」「ズレ育児」に遭遇しています。そんな時、ふたりはどのように向き合っているのでしょう。今回は「時間帯での分担」についてです。
息子がある程度まとまって寝るようになってきた生後半年頃、時間差育児を始めました。朝息子と一緒に僕が起床し、奥さんにはまだ寝てもらう。そして夜は僕が早めに寝て、奥さんは遅くまで起きている、と言うような感じです。
というのも、この頃の奥さんは芸人の活動は休止していましたが、イラストの仕事は再開しており、息子が寝ている時間しか作業できなかったからです。なので自然と奥さんの作業は夜中になり、朝方までになる事もしばしば。
僕はというと、そもそも相方でもある奥さんが活動を休止していたので、仕事自体そこまで入って来ない状況でした。仕事があっても、僕くらいの芸人には早朝から稼働という事は殆どありません。なので朝は僕にお任せです。

息子は朝は早ければ4時台、遅くても7時までには必ず起きていました。もちろん夜中に泣いて起きる事も多々あります。しかし、まだ僕が寝かしつけの魔術師だった頃なので(前回のコラム参照)、夜中起きても僕のテクニックですぐに寝かせており、奥さんには仕事に集中してもらっていました。
息子と僕が起きてから、奥さんが起きてくるまでだいたい3〜4時間あるのですが、その間は僕1人です。そのため基本的な育児は1人でできるようになっておかないといけません。
何より大きなお家でもないので、奥さんにゆっくり寝てもらうためには、息子にあまり泣かないようご機嫌でいてもらう必要があります。しかしこれが中々難しく、息子の泣き声で奥さんが起きてくるという事も多々ありました。
この時に「僕にも母乳が出せたら…。」と心底思いました。
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(ピジョンインフォ)
奥さんが起きてきてからは2人で育児、僕が仕事の場合はそのまま奥さんにバトンタッチです。仕事の関係で時間差育児という方法を取りましたが、これが僕達夫婦には合っていたように思います。
役割を決めて固定していたら無理が出てきていたし、この頃にはお互いが1人でも完璧に育児ができる状態になっていたので、時間で区切っても問題ありませんでした。

この時に大事な事は、育児アプリなどを使って情報を共有しておく事だと思います。家でももちろん使っていて、お互いに息子が何時から何時まで寝て、母乳やミルクをいつどれくらい飲んだか、おむつはいつ交換したかなどを書き込んでいました。
そのため僕は仕事帰りの電車の中で、僕が居なかった時の出来事を知ることができました。そのおかげで、家に帰ってからスムーズに育児をバトンタッチできたのです。
逆に奥さんは朝の僕の情報をアプリで確認できるので、それを見ることで口頭での説明が省けるし、言った言わないなどの問題も無くなります。全て口頭で伝えるとなると、覚えきれない事もありますからね。時々アプリへの書き込み忘れは起きるのですが……。
そう考えると、こんなアプリがない時代は今よりもズレが起きやすかっただろうし、大変だったろうなと思います。今は色んなサービスがあるので、それを上手に活用してズレ家事ズレ育児を減らしていきましょう!
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(ピジョンインフォ)

PROFILE
夫婦のじかんこのライターの記事一覧
吉本興業所属。2015年結婚、2016年夫婦コンビ結成。2018年第一子誕生。芸人活動をしながら、コラム執筆やイラストレーター(大貫さん)としても活動し、コミックエッセイ「母ハハハ!」出版。2020年にはYouTubeチャンネルも開設。夫婦ということを活かして幅広く活躍中!
コラム:山西章博(夫)
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