先輩パパとママの毎日コラム
フォトグラファー・山神千里さんの赤ちゃんとの暮らしは、あれもこれもはじめてだらけの毎日だったそう。山神さんのいろいろな「はじめて」を振り返っていただきました!
はじめての笑顔
赤ちゃんと暮らしはじめていろいろな「はじめて」がありましたが、一番印象に残っているのは、笑ったことです。2〜3ヵ月くらいだったと思います。朝起きたときに、はじめてニコッと笑ってくれたことは、今でも印象に残っています。成長するにつれて、表情が豊かになってきたのが嬉しかったですね。
はじめてのおでかけ
新生児期を終え間もないころに、自宅から40分くらいの百貨店へ行ったのがはじめてのおでかけです。綺麗な授乳室が完備されていて安心だと思いでかけたのですが、夫婦で旅行にでも行ったのかくらい疲れ果てて帰宅。最初から距離伸ばし過ぎたと反省しました。
赤ちゃんのおでかけに必要という荷物はすべて持ち、4時間おきくらいの授乳のタイミングも見計らって。授乳室でミルクを飲ませたりおむつを交換していると、「ちっちゃ〜い!かわいい〜!懐かしい〜!頑張って〜!」というような声をかけていただきました。夫と「そうなのかな?」と、当時は不思議に思っていたのですが、今、授乳室で我が子より小さい月齢の子をみると、そっくりそのままそう思うので納得です!写真を見返すと初心者マークつけた家族感満載でした(笑)。
はじめての離乳食
料理が好きなわたしでも、当初は楽しみと面倒くささの狭間でした。1人目なので慎重に、児童館で開催していた離乳食講座を受講したり、ネットや本で教科書通りに重湯や野菜ペーストからスタート。離乳食をつくるための便利なアイテムなどは、友人や先輩ママにもアドバイスもらいました。息子がはじめてのものを食べるとき、どんな表情をするのか、毎回楽しみでした。
はじめての夜泣き
8〜9ヵ月ごろになると、息子の夜泣きで頻回に起きなければならない時期が1ヵ月くらい続きました。それまでは規則正しい朝型タイプの赤ちゃんだったのですが、この時期は昼寝も上手にできませんでした。そんなときに効果てきめんだったのが、当時動画投稿サイトやSNSで赤ちゃんが泣き止むと話題になっていた曲を聴かせることでした!夜泣きで泣きやまないときも、暗闇でその曲をかけながら抱っこしてゆすると落ちつくのが不思議で、親は思わず笑ってしまう状況に。月齢がもっと低いころは、ホワイトノイズと言われる心音に近いものが好きだったのに、9ヵ月前後はその曲一択に。歌詞に気持ちを乗せて、言いたいことも言えないんだろうな…、私も泣きたいぜ!と思いながら(笑)、音楽が親子の冷静さを取り戻してくれていました。イントロがかかるとピタッと泣き止むので、夫は手元にスマホがないときにはよく、口コピでイントロを歌っていました。
夫婦ふたりであたふたしながらも子育て真っ最中。後半も引き続き、ハラハラドキドキ、そしてワクワクのはじめてだらけの毎日です。