先輩パパとママの毎日コラム
赤ちゃんとパパとの毎日をInstagramにアップし、現在11万人を超えるフォロワーのいるきなこさん。初めての妊娠、出産、育児について聞きました。
ペットボトル、牛乳パック、トイレットペーパーの芯。おうちの中にある捨ててしまうようなものも、工夫次第で一手間加えるだけで、赤ちゃんが笑顔になってくれる楽しいおもちゃに変身してくれます。
息子のために初めて作ったおもちゃは木製の歯固めでした。「私たちが好きなねずみの形がいいね」「厚みはこれくらいだと口に入れやすいかな」「大きさはこれくらいだと手で掴みやすいかな」「口に入れても安全なように無塗装がいいね」など夫婦で相談しあって、木工が趣味の夫が仕上げてくれました。
手作りおもちゃは、「こんなもの作ったら喜んでくれるかな」「これでどんなものができるかな」と考えている時間も、作っている過程もワクワク楽しく、実際に使ってくれたとき、喜んでくれたときはとても嬉しくて幸せです。
決して凝った難しいものを作る必要はなく、誰でも簡単におもちゃは手作りできるのです。例えば赤ちゃんが大好きな紙袋やスーパーの袋。もうこの袋だけで赤ちゃんにとっては魅力的なおもちゃです。ガサガサカシャカシャ鳴る音や手触りが息子も大好きでした。そこで一工夫し、袋に目や鼻を描いたり、色画用紙を切り抜いて作った耳を貼り付けるだけで、ママやパパが手を入れて赤ちゃんとお話し遊びができる可愛いパペットに変身。
ペットボトルの中にお米や小豆やマカロニなど、何でもあるものを入れるだけで、音が楽しいマラカスの完成。手でぎゅっと握ること、その手を動かすと音が鳴ること、中に入っているものがあっちこっちへと動くこと、全てが赤ちゃんにとってワクワクする体験です。
赤ちゃんの成長スピードは目まぐるしく、興味関心もできることもどんどん変化していきます。お店で売っているおもちゃもとても魅力的ですが、すぐに飽きてしまうこともしばしば。手作りおもちゃであれば、そのときの興味関心に合わせたおもちゃでその都度遊ばせてあげることができます。
手作りおもちゃを作ることで、今息子がどんなものに興味があるのか、どんなことができ始めたのか、息子の成長や変化を注意深く観察するようになり、日々様々な気付きを楽しめているなぁと思います。手作りおもちゃで一緒に遊びながら、また息子の新たな一面も発見できます。
だんだんと「作ってあげる」ところから「一緒に作る」ことも楽しめるようになっていきました。手を支えてあげて一緒に糊を塗り、パーツをぺたっと貼る。わぁ！できたね！じょうず！！と私がパチパチすると、息子も嬉しそうにニコニコしながら手をパチパチするように。一緒にできることがどんどん増えていくのがとても楽しく嬉しい毎日です。
子どもの成長に寄り添いながら楽しめる手作りおもちゃ。これからも息子と一緒に楽しんでいきたいです。