先輩パパとママの毎日コラム

vol.166 cozyhouse「マタニティ」

浅田典孝 2018/6/13

長女コトちゃんと次女ハルちゃんのパパ・浅田典孝さんが振り返る、子どもとの幸せ時間。第2回は妊娠中のエピソードです。

お宮参り。神様を前に眠り続けた次女・ハル。

今や2人の娘は8才と5才。マタニティ〜乳児期というのはすでに遠い記憶になっています。

マタニティ期って男性は大変なことが少ないからだと思うんですが……僕だけですかね?世の中のパパさんもそうなのかな(笑)?乳児期に入ってもやはり大変なのは女性であり、男性にできることは嫁の機嫌をうかが……いや、嫁の体調を気にかけるくらいです。

嫁にマタニティ期の覚えていることを聞いてみたんですが、「旦那の整髪料が臭かったのを覚えている」だそうです。もともと匂いに敏感な嫁ですが……そこ(笑)?

マタニティ期は心身ともに大変なことも多いと思いますが、嫁は比較的安定していたんではないかな。

大変だったのは、フウタ(チワワ)の逃亡劇!このときばかりは嫁も妊婦ということを忘れ、必死になって走り回って探していました。1km程離れた犬好きの方のところで無事保護されていたのですが、体力的にも精神的にも一番負担のかかった事件でした。

嫁作のベビードレス

その事件以外の日々はミシン部屋にこもって作業をしたり、ソファで編み物をしたり、チョコレートを食べたり、チョコレートを食べたり、チョコ……。

当時の嫁は趣味がハンドメイドだったのでいつも赤ちゃんの物を作っていました。ベビードレスや靴下、ニット帽などなど。そんな風にゆっくりと流れていく時間。今になってみると貴重ですよね。今では朝から子どもたちが寝るまで慌ただしく過ごしています。

マタニティ期の僕はというとこれまでと何も変わらない毎日。

僕が何かサポートしたことを嫁に聞いてみたんですが「んー、覚えてないね」というありがたいお言葉を頂きました。いつもと変わらず優しく接していたということですね!

いや、もちろん荷物を持ったり、お皿洗ったり、特別なことではないですができるサポートはしてましたよ(笑)。嫁の記憶には残っていませんが……。ほんの少しパパさんがお手伝いすることでママさんも助かると思いますし、パパさんの小さな変化にママさんが気付いてくれるとパパさんもよりサポートしやすくなるのかなと思います。

お昼寝を見守るおじいちゃん。

妊娠が分かった時期はちょうど新居の建築中で、僕の実家に仮住まい(同居)していました。

炊事、洗濯を母がしてくれたおかげで嫁のサポートも外出時に荷物を持つくらい。たまたまではあったんですが初めての妊娠でつわり〜安定期に入るまでの時期に、実家で過ごすことができたのは嫁にとっても僕にとっても負担が少なくとても助かりました。

9月が予定日で新居に入居したのは5月の上旬。そこからは夫婦2人とおなかの子、フウタとの新しい生活がスタートしました。

当時はビーズクッションをリビングに置いていて、7月以降は嫁・ビーズクッション・扇風機がいつもワンセットになっていました(笑)。

後々の話ですが、ビーズクッションは産後にも活躍してくれました。ちょっと手を放したいときにも便利で、抱っこしてビーズクッションに座っているときには自分の体をうまく回してそのまま寝かせてやれば背中スイッチを発動させることなく手を離すことができました。

茶髪でモヒカン。さすが嫁似。

マタニティ期の1番の記憶としてはとにかく嫁がおなかを触っていたこと。妊婦さんあるあるですね。気づけばいつもおなかをなでなでなでなでしてるのでニット服なんかはすぐに毛玉ができていました。「見て、また毛玉ができたよー」と言う、少し困った、でもなんだか嬉しそうな嫁の顔は今でも覚えてます。

おなかの子は当時、ポコポコとおなかで動いていたので“ぽこちゃん”とあだ名を嫁がつけていました。パパさんはマタニティ期に子どもがいるという実感をなかなか得にくいのですが、あだ名をつけることでおなかの子に愛情が湧き、子どもができたんだなーという実感が強くなると思います。

初めての沐浴。緊張の色を隠せないハル。

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PROFILE 浅田典孝 広島県在住。2人の女の子のパパ。写真が大好きで、長女の出産を機に家族写真を撮り続けている。
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