先輩パパとママの毎日コラム

vol.242 新世界で、一歩一歩。「ベビーサークルを無くしてみたら」

山本彩乃 2019/4/16

写真家・山本彩乃さんが綴る、ゆったり子育てライフ。今回のテーマは「ベビーサークル」です。

一人で座れるようになり、はいはいが出来るようになってきた頃、ベビーサークルを広げることも考えましたが、やめました。

LDKの中で、キッチン、階段、トイレなど危険なところ以外は動けるようにしてみました。そのため、手の届くところにある危なそうなものは、他へ移動したり収納したりしました。

はじめのうちは、息子がどう動くのかを知るべく、様子を見ていました。テレビ台、窓の縁、ソファなどにつかまって、つたい歩きをするのが楽しいようでした。危ないなと思ったのは、重さがあまりなく、押したら動きやすいダイニングテーブルや椅子のところでよく、つかまり立ちをしたがること。

それなら……と、コルクマットを下に敷いたところ、ピタッとテーブルや椅子が動きにくくなり、つかまり立ちがしやすくなりました!ちょうど食事でこぼして汚れるし、足元があたたかくなって一石三鳥。

そのうち、猫たちが動き回るのを見て、はいはいでついて行くようになり、椅子の下を通ってトンネルみたいに楽しんだり、ダイニングテーブルの下で遊んだり、とても楽しそう。開けてしまいそうなところはすべてチャイルドロックを付けました。

ボールや風船を投げて自分で取りに行ったり、ソファと壁の間に置いた猫の爪とぎダンボールのところに行っては猫とじゃれたり。つかまれるところを見つけては、意気揚々と立ってつたい歩きをして、縦横無尽に遊んでいます。

ダイニングの椅子の脚が金属なので、誕生日にプレゼントした磁石が入ったブロックがくっつく事を教えたら、真剣な顔で自分でくっつけたり取ったりして楽しんでいます。

1才になる頃から、何もないところでも立てるようになってきて、数歩歩くようになり、数日後には15〜20歩歩くようになりました。

ベビーサークルの中にいることは、安全ですしその方が楽だったかもしれないけれど、息子が出たがっていたので、我が家では思い切ってベビーサークルを無くしてみました。結果的に、とても良かったなあと思っています。

それは、リビングとダイニングがまるごと、息子がわくわくする遊び場になったから。

目を輝かせて、今日もいろいろなことを自分で見つけては、おー!とかあー!とか言いながら楽しんでいます。

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PROFILE 山本彩乃 写真家。広告、雑誌などで活動。2017年12月に長男、2019年6月に長女を出産。あらゆるもののもつ、輝きを写したい、という想いで日々シャッターを切っている。
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