小宮山さくら

先輩パパとママの毎日コラム

vol.218

なんとなくおかあさん「もしも、時間が戻るなら~後編~」

2人の子どものママでもあるライター・小宮山さくらさんによる等身大の子育てコラム。

なんとなくおかあさん「もしも、時間が戻るなら~後編... なんとなくおかあさん「もしも、時間が戻るなら~後編...

(前編のつづき)と、おしりの話ばっかり熱くなってしまってあれなので、最後にもうひとつ。それは、「赤ちゃんのための買い物は、出産後にも残しておく」ということ。

気持ちはそわそわするけど、実はあまりやることがない……という妊娠後期の楽しみといったら、ベビー用品の準備ですよね。

わたしはもともと買い物と調べものが大好きなこともあり、ネットで育児グッズの評判を調べたり、ベビーカーをお店まで見に行ったり、ベビーベッドをあれこれ選んだり、わくわくと胸を高鳴らせながら楽しい準備期間を過ごしました。赤ちゃんのものって、本当に、見るだけでも楽しいんです。お店に行けば、服が小さいだけでなんでこんなにかわいいの!?と悶絶もののベビー服が並んでいます。雑誌などに書いてある「必要なものリスト」を眺めては、「え、長肌着、短肌着、ロンパース……どう違うの!」と困りつつも、未知の世界へわくわく胸をふくらませていました。

ベビー服を着た赤ちゃん

でも、いまのわたしがあのころの自分にしたいアドバイスは、「100%の買い物を出産前に済ませてしまわない!」ということ。

というのも、出産後の新生児育児期、密室状態のわずかな息抜きタイムに、赤ちゃん用品のネットショッピングはとってもストレス発散になるから。完璧に揃えてしまったら、産後の買い物の楽しみがなくなってしまうからです。

もちろん生まれたばかりの我が子に事前に選んでいたお洋服を着せたり、おくるみでくるんだりというのもとっても楽しいですが、赤ちゃんの顔を見たあとで、赤ちゃんに似合う色の抱っこひもの柄やロンパースを選ぶというのもなかなか楽しいものです。

また、出産前はまったくイメージできず頭に入ってこなかったサイズや形も、実際に赤ちゃんがいる状態だと「こういうことか!」と納得できるという利点も。産後すぐ、絶対に必要!というものは意外と多くないですし、いまやネットショッピングの充実ぶりは周知の通りなので、産後にじっくり選んでも遅くはありません。

産後のひと月、わたしは本当に孤独を感じていたので、あれこれ買っている状況が本当に楽しくて、大げさに言うと「いまわたしは買い物を通して社会とつながっている!」という充実感にもつながっていました。けれどわたしはけっこう心配性なうえにお買い物大好きだったため、9割ほどは事前に用意してしまっている状況。産後、新しいグッズのおすすめ情報なんかをママ友だちに聞いたりするたび、「ああ、買いたい。でももうこれは持っている……。もう少し余力を残しておけばよかったなぁ……」なんて思ったものでした。お母さんがわくわく楽しい気持ちでいることが、子育てにおいて良い作用をもたらすことは言わずもがな。ぜひぜひ、産前も産後も、お買い物を楽しんでくださいね。

というわけで、「おしり」と「産後ショッピング」。接点のまったくなさそうなふたつですが、もしもわたしがやり直せるなら、このふたつを重点的にやり直したい!

でも、いくら望んでも時間は戻らないもの……。あの大変ながらも幸せな赤ちゃんとの日々。いまから新たに迎えられる読者の方々が、やっぱりとってもうらやましいです。

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小宮山さくら

PROFILE

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ライター。クリエイターへの取材やインタビューを中心に、『カメラ日和』『tocotoco』(第一プログレス)などの雑誌、書籍、広告などで活動。参加書籍に『無名の頃』(パイインターナショナル)、『脇阪克二のデザイン』(PIEBOOKS)、『エジプト塩の本』(美術出版社)、『猪熊弦一郎のおもちゃ箱』(小学館)など。目下、2児の子育て中。

(制作 * エチカ)

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