先輩パパとママに聞きました!
ぬいぐるみ作家「サリークシー」として活動するやまがたゆりかさんの子育てエピソード。第1回のテーマは「2人目の妊娠」です。
ーー2人の女の子のママであるやまがたさんに、これから妊娠・出産・子育ての思い出をお聞きしたいと思っています。まずはお子さんについて教えていただけますか?
やまがた
8才の長女・みちかはマイペースで自分の世界を大事にする女の子。6才の次女・かほは陽気で気配りができる女の子です。どちらも名前に「花」の漢字が入るのですが、みちかは自分だけの花(個性)をたくさん実らせて欲しいという願いを込めて、かほは、花のようにそこに存在しているだけで人を笑顔にするような人間になって欲しいという願いを込めて名付けました。
ーーとっても素敵ですね!今回は2人目の妊娠中のお話を伺いたいと思います。まずは妊娠が分かったときのことを教えてください。
やまがた
実は……長女の出産から1年経つか経たないかの頃だったので、まだ生理も来ていなくて、妊娠に全く気づいていなかったんです。胃下垂だと思っていました(笑)。妊娠2ヵ月くらい過ぎても気づかず、でも胃下垂を直そうと長女とともにマタニティヨガの産後のリカバリークラスに参加していたんですよ。
ーーどんなタイミングで気づいたのですか?
やまがた
旦那のほうが、“胃下垂ではなく妊娠しているのではないか……?”と思っていたようで、「一応妊娠検査薬をやってみたら?」と言われて、やってみたところ陽性が出て、ようやく妊娠に気づきました。旦那は「ほら、やっぱり!」と言って、喜んでいましたね。
ーーその後、つわりなどはあったのですか?
やまがた
1人目は、2ヵ月間ほど食べづわりが続き、空腹になると気持ち悪さを感じたので、常に何かを食べていました。でも体重増加も気になるので、昆布などなるべく低カロリーのものを選んで食べるようにしていました。2人目もつわりはあり、1人目のときよりも吐き気がひどかったのですが、結果的に1週間で収まったのでかなり楽でした。
ただ、1人目のときは妊娠中も働いていたので、動くことが多く体重コントロールがうまくいったのですが、2人目のときは常に家にいる状態だったので、体重コントロールで苦労しました……。なので、旦那に長女をお願いして、一人で散歩をするなど、できるだけ運動をするように心がけていましたね。
ーー妊娠中、旦那さんはどのように向き合ってくれましたか?
やまがた
私が散歩に行くときに長女を見てくれることもそうですが、旦那が午前中に時間がある仕事だったので、いつも午前中には長女を公園や河原に連れて行ってくれました。
私がリフレッシュできるようにと、一人になる時間を積極的に作ってくれたのが、本当にありがたかったです。
ーー上の子にはお姉ちゃんになる心の準備をどのようにしてもらいましたか?
やまがた
特別なことはしていないのですが、妊娠に気づいたときからすぐに長女には「ママのおなかの中に赤ちゃんがいるんだよ」と伝えて、それからも繰り返し話して聞かせていました。
最初はよく理解していないような感じでしたが、どんどん大きくなっていくおなかをいつも触らせているうちに実感していったようで、自分からおなかをなでてくれるようになりました。
それからは、お風呂に一緒に入っているときに、「おなかの赤ちゃんが蹴ったね〜」と長女に話しかけながら一緒におなかを触ったり、「おなかの赤ちゃんにお歌を歌ってあげよう!」と、長女と一緒に歌を歌ったりしていましたね。
そんな長女の姿を見て、今までは、親である私たちがお世話をする「赤ちゃん」だった長女が、これから生まれてくる赤ちゃんのことを気遣う一人の「人」になったんだなあと、すごく感慨深かったです。
そして、“長女も自然と赤ちゃんを迎える心の準備ができてきたのだな”と思うと、とても頼もしく感じ、私の不安も和らいだ気がしました。
ーーそれでは、次回は出産のお話をお伺いしたいと思います!