先輩パパとママの毎日コラム

vol.39 つぼみのころ「ハンプティダンプティな妊婦」

米田有希 2016/10/21

モデル・デザイナーとして活躍する米田有希さんは、4人の子どもを育てるママ。今回は妊娠中のファッションについて伺いました。

1人目の子がおなかにいた17年前、まだまだマタニティのお洋服はちょっとダサい感じがしていました。それに、そのときしか着ない服を用意するのはもったいない気も。

しかも、当たり前にマタニティウエアを買う風習に流されたくないという天の邪鬼さも発揮してしまい、わたしは1着もマタニティ服を買わずに、なんと主人の服で代用することに。

その頃まだデジカメもあまりなかったので、写真がないのが残念ですが、主人の大きめのTシャツや、ダボッとしたズボンをお腹の上まで上げて、しまいには下着のパンツまで主人のトランクスを履いていたのです!

まるでおなかが大きな少年のようで、おとぎ話に出てくるハンプティダンプティのようで、今思い返すと可笑しいです。きっとパンツのゴムは伸びてしまっていたでしょうね。主人にはいい迷惑だったことでしょう。

二人目以降は、ゆったりとしたマタニティではないワンピースをよく好んで着ていました。また、おなかが絞れていない子ども服の大きなサイズなんかも!(これまたハンプティダンプティ感が……!)

足下は、なるべく冷やさないように、温かい靴下を履くようにしていました。ざっくりとした靴下は未だに大好きです。

にんぷふくなんか買わないぞ!と天の邪鬼だったわたしですが、逆に買ってしまった妊婦用の腹巻きや、授乳ブラなんかは出産後授乳が終わっても使い続けていました。結局、どちらにしても天の邪鬼なのでしょうね!

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PROFILE 米田有希 Omas Händeデザイナー。徳島県出身。女子美術大学短期大学部卒。10代のころからモデルとして活動。2012年、ブランド「Omas Hände」を立ち上げる。現在スペイン・バルセロナ在住。著書に「AQUÍ」(主婦の友社)がある。
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