先輩パパとママに聞きました!
ぬいぐるみ作家「サリークシー」として活動するやまがたゆりかさんの子育てエピソード。第3回のテーマは「子どもの服」です。
ーー今回はお子さんの服についてお話を伺いたいと思います。出産前にはどのようなものを揃えましたか?
やまがた
1人目のときは、肌着やカバーオール、靴下にスタイなど、必要と言われているものは事前に調べて、一通り揃えました。2人目のときは、上の子のおさがりを活用するなどができたので、数点買い足した程度であまり気負わずに準備しました。
安定期に入った、だいたい妊娠6ヵ月頃から少しずつ用意を始めたのですが、子どもがまだいない“夫婦ふたり”という貴重な時間を過ごすなか、「何年後かに『子どもがこの服を着ていたね』なんて思い出すんだろうね〜」というような会話をしながら、一緒に洋服選びを楽しんだのを覚えています。
こうして選んだ私たち夫婦が気に入っている服を、姉妹両方に着せることができたのも嬉しかったですね。
ーー子どもの服を選ぶときのこだわりはありますか?
やまがた
子どもの肌に触れるものなので、肌触りのよさにこだわりました。素材は化学繊維が使われていないオーガニックコットンのものを選ぶようにしていました。
ーーデザインの面でも実際に使ってみて、便利だったタイプなどがあれば教えてください。
やまがた
スナップを留め変えることによってドレスオール(ワンピース型)と、カバーオール(スボン型)のどちらにも使える「ツーウェイオール」というタイプの服が便利で、よく着せていました。新生児期の頻繁におむつ替えをする時期には、主にドレスオールとして使用して、少し大きくなってよく動き回る時期には、カバーオールとして使用していました。
ーー姉妹に着せることができたという、ご夫婦のお気に入りの服とはどんなお洋服だったのですか?
やまがた
北欧ブランドで購入した、ポケットがたくさんついているワンピースが気に入っていました。遊び心のあるデザインが好きでしたし、前がボタンになっているので、小さい頃はワンピースとして、少し大きくなった頃にはシャツのように着せることができて重宝しました。
また、ポケットがいっぱいついているので子どもも気に入っていて、お散歩中に見つけた木の実などをポケットにしまって楽しんでいました。
ーーお子さんが退院して初めておうちに向かうとき、特別な服を用意される方も多いですが、やまがたさんのお家ではいかがでしたか?
やまがた
主人の父母がドイツで買ってきてくれた、真っ白いベビードレスを姉妹とも着せました。胸元のレースが綺麗でとっても気に入っていて、次女の2才の誕生日のときにも着てもらいました。
ーー2人のお子さんが並んだときのコーディネートもすごく素敵だなあと思うのですが、どのように選んでいるのですか?
やまがた
実は姉妹で全く同じお揃いの服を着せることは少ないんです。形は違っているけれど、素材や色味が同じものを着せたり、コーディネートのなかに同じ色を使用したり……と、違うもののなかに共通の部分を入れることで、2人の服のコーディネートを楽しんでいます。
上の子は、“ど”ピンク好きなので、ピンクの服を自ら好んで着ることが多いです。下の子もそれを真似することが多いですね。
ーーこれからご出産を控えたママやパパに、子ども服選びについてぜひアドバイスをお願いします!
やまがた
動きやすさなど、子どもの遊びに制限がかからないようなものを選んであげることが一番大事かなと思います。
幼稚園生くらいになると、子どもの好みがハッキリとしてきて親が着て欲しい服を着てくれないこともあるので、親好みのコーディネートは小さいうちに楽しんでください(笑)。