編集後記と、エッセイ的な何か。
パパやママになったら、それまでの自分とは違う人にならなきゃダメ?自分らしい子育てを模索しながら赤ちゃんと一緒に暮らしを楽しむhironocさんと原未来さんのコラムをご紹介します。
「○○ちゃんのパパ・ママ」。子どもが生まれると、パパ友やママ友から自分の名前ではなく、こう呼ばれることが多くありませんか?もちろん、「自分はパパ・ママなんだ」という幸せな実感を覚えるものの、パパ・ママになったことで自分自身が二の次になってしまったような寂しさを感じてしまうことも。
今回ご紹介するhironocさんと原さんのコラムは、パパ・ママが大好きな美術館やキャンプに赤ちゃんを連れて行くというお話です。パパ・ママになっても自分らしさを持ち続けたい、大切にしたいと思うのは、「◯◯ちゃんのパパ・ママ」という呼ばれ方に対する気持ち同様に自然なこと。でもその気持ちにストップをかけてしまうのが、必要以上に「赤ちゃんがいるから◯◯してはいけない」と思い込んだり、周りの目を気にしてしまうことだったり。
タイ・バンコクを拠点に活動するクリエーター・hironocさんに伺った、妊娠・子育てエピソード。
たしかに始めは不安なのは当たり前で、周囲を気遣うことも大切です。でも思い切って一歩踏み出してみると、後ろ向きだった気持ちが吹き飛んでしまうくらいにかけがえのない時間が待っているのではないかなと思います。
「美術館に行った事実のみしか残らない!なんて事もありましたが(笑)」とhironocさんが書いていらっしゃるように、時には失敗もあるかもしれません。でもだからこそ、どうしたら赤ちゃんも自分たちも楽しく快適に過ごせるかを、もっともっと考えるようになるのかもしれません。
原さんのコラムでは、キャンプメニューでお食い初めのお祝いをしたというエピソードについて書かれています。自然の中で、しかも歯固めの石が河原で選んだきれいな小石だなんて、その場所だからこそのとっておきの思い出ですよね!
二人の男の子のママであり、写真家として活動する原 未来さんの、子育ての楽しい思い出。今回は「お食い初め」がテーマです。