編集後記と、エッセイ的な何か。

「子育ては心の持ちよう」と知ったコラム

コモドライフ ライター・宗我部 香 2021/8/11

「コモドライフ」のコラムを読むたびに「子育て」には三者三様の子育てがあるのだなと感じます。「もっとがんばらないと!」なんて落ち込んだりすることもありますが、その意識に一石を投じてくれたように思うのが、山田愛さんのこちらのコラムです。

がんばらない、マイペースな子育て日誌「2人目との暮らし」

2人目の育児がはじまって、ドタバタしていた山田愛さん。どうやって気持ちを切り替えたのでしょうか。

山田さんのコラムのテーマは「がんばらない、マイペースな子育て」です。なんとなくお母さんって、がんばらないといけないイメージがあるように思っていましたが、がんばることが自分を苦しめることもあります。「がんばらなくていい」と気付くことって、簡単なようでいて、なかなか難しい。

印象的だったのは、山田さんが「狭い範囲のことに取り組んだ」ところです。何かを「やろうかな」と思っていたら、赤ちゃんが泣くことは「あるある」ですが、その度にやろうと思っていたことができない自分にイライラ…。でも、それはあれもこれもやらないといけない、と思い込んでいるからなのかもしれません。

そんな時に山田さんは、ひとまず感情を置いて、ひとつの場所を無心できれいにするという行動に出ました。「キレイになった」という達成感が得られて、気持ちが切り替わり、日々の子育てにもしっかり向き合うことができたというエピソードに「なるほど」と感心しました。

ひと呼吸置いて、狭い範囲でいいからしっかり向き合うことは、ちょっと大げさかもしれないけれど人生そのものなのかもしれないと感じました。目の前のことに取り組むことが日々の積み重ねなわけで…。そう考えると、小さなことの繰り返しや積み重ねをきっちりやっていくと、やるべきことをやっているんだという実感もわくし、精神的にも安定するのかなと思います。

自分のできる範囲で向き合うべきものと向き合うことは、子育てに限らず仕事でも、学習でも、どんなことにも大切なこと。それを子育ての早い段階で気付かれたことに、すごいなと思いました。

山田さんのコラムは、要所要所で心に響く言葉が出てきます。ぜひご覧になってみてください。

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PROFILE コモドライフ ライター・宗我部 香 中学2年生と小学5年生の女の子の母。すっかり大きくなった娘たちの子育てを思い出しながら「コモドライフ」のコラムに目を細める毎日です。
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