やさしいおでかけプロジェクト

vol.23 「Runfee(ランフィ)」で赤ちゃんと一緒にお出かけレポート。子育てを応援するプロジェクトを実施している小田急電鉄に乗って、今回は海老名駅にオープンしたばかりの「ロマンスカーミュージアム」に行ってきました!

コモドライフ取材班 2021/8/6

鉄道ファンに限らず“子ども”も“大人”も楽しめる複合型のミュージアムとして2021年4月にオープンした「ロマンスカーミュージアム」。駅に隣接した話題のスポットに、6ヵ月のりこちゃん、ももこさん親子と一緒に訪ねました。

今回訪れた「ロマンスカーミュージアム」があるのは、駅前の開発が進んで注目されている小田急線海老名駅。駅の構内には、男性用トイレにもおむつ替えコーナーがあるなど赤ちゃんとのお出かけに嬉しい設備も。

というのも、小田急電鉄では子育てを応援する取り組みやプロジェクトを実施しており、赤ちゃん連れのお客様へのサポートに取り組んでいるそう。(プロジェクトの詳細も取材したので、次の「ViNAWALK(ビナウォーク)」編までチェックしてくださいね!)

安心して赤ちゃんと一緒にお出かけができるということで、りこちゃん・ももこさん親子と小田急電鉄を利用してやってきました!

小田急線海老名駅のトイレは男女どちらにも赤ちゃんマークがあります。

「Runfee(ランフィ)」なら、改札もらくらく通れます。(※画像は小田急中央改札口)

それでは、さっそくオープンしたばかりの真新しい「ロマンスカーミュージアム」へ!海老名駅西口を出てすぐ隣なので、迷うことなくあっというまに到着です。「駅に隣接しているのでとっても分かりやすいですね。それに、通路には屋根も付いているので雨の日や日差しの強い日でも安心です」とももこさん。

駅からの道は屋根のある歩行者専用のペデストリアンデッキで結ばれているので、ベビーカーでのアクセスも抜群です。(※画像は東口側)

おしゃれなサインがお出迎えしてくれます。

「ロマンスカーミュージアム」は、全館バリアフリーでベビーカー移動ができるのが赤ちゃん連れに嬉しいポイントです。「Runfee(ランフィ)」に乗ってご機嫌なりこちゃんと館内へ入っていきましょう。

入口近くにベビーカー置き場もあります。

エレベーターで1階に降りると、実際に走っていたロマンスカーがずらりと並ぶ「ロマンスカーギャラリー」が。近くでみるとその美しさと大きさに圧倒されます。1957年から2018年まで新宿と小田原・箱根などを結んで走っていた歴代5車種が展示され、車両を間近で見たり、車内に入って楽しめるコーナーです。

歴代のロマンスカーが公開されている。ミュージアム随一のフォトスポット。

館内は全てのエリアがバリアフリー。スロープで移動もらくらく。

車両にも入ってみました!小田急線初の高性能特急専用車両として誕生したというSE(3000形)は、展示スペースのなかでも目を引く、コロンとしたフォルムがレトロで可愛らしいと人気の車両です。

初代のSE(3000形)の扉は、アーチ型がおしゃれ!コンパクトな「Runfee(ランフィ)」だから、ベビーカーのまま見学ができちゃいます。

シングルタイヤで小さな段差もストレスフリー。

RSE (20000形)のまえで。

次に向かったのは「キッズロマンスカーパーク」です。子どもたちがロマンスカーについて遊びながら知ることができるコーナーがたくさん!赤ちゃん連れには、その名も「あかちゃんゆうせんせき」が用意されているので、ゆっくり楽しむことができます。

「あかちゃんゆうせんせき」で、電車にまつわる絵本をママに読んでもらうりこちゃん。

「キッズロマンスカーパーク」には、ごろんと横になったりはいはいできるスペースも。

「キッズロマンスカーパーク」の人気のフォトスポットは「てんぼうせき」。ロマンスカーのシンボルとなっている展望席を再現したというコーナーです。記念写真を撮らずにはいられません!

「てんぼうせき」で写真をパチリ!

続いて新宿から小田原・箱根までの沿線が再現された「ジオラマパーク」へ。建物の間をロマンスカーや通勤電車が走り抜け、朝、昼、夕方、夜と刻々と変わる空の様子とともに「小田急沿線の1日」が楽しめます。精巧なジオラマにももこさんも思わず見入っています。
※上記エリアを含むキッズロマンスカーパークアスレチックエリアは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年(公開日日付)現在、当面の間、利用中止となっています。

昼の町から夜の街へのライトアップ。りこちゃんも星空が気になるようでキョロキョロ。

夜の街の幻想的な時間を楽しんだあとは、屋上の「ステーションビューテラス」へ。タイミングがよければ、ロマンスカーが走る姿も楽しめるかもしれません。

海老名駅を一望できるテラス。ロマンスカーの時刻表も用意されていました!

ミュージアムをたっぷりと堪能して、りこちゃんもお腹が空いたよう。ベビールームで、おむつを替えたり、授乳をしたりと、ひと休みすることに。

入口近くにあるベビールームへ。

広々としたベンチを備えた授乳室。

おむつも替えて、すっきり!

おなかがいっぱいになったりこちゃんはお昼寝タイムへ。ももこさんはミュージアムカフェ「ROMANCECAR MUSEUM CLUBHOUSE」でゆっくりと過ごすことにしました。電車を眺められる大きなベンチシートの席やテラス席があり、ミュージアムに来館しなくても、入場料不要で誰でも利用できます。

スペースの限られたカフェでも、「Runfee(ランフィ)」のコンパクトさが便利。

天気がいいのでテラス席へ移動。

ロマンスカーがプリントされたオリジナルドリンク「飲める車両図鑑」(700円)。


歴代のロマンスカーが描かれたココアを飲みながらももこさんにお話しを伺いました。

――普段からお出かけはよくされるのですか?

ももこさん
はい、よく出かけます!公園やスーパーなどの近所が多いのですが、大型のショッピングモールにもよく出かけます。実は子どもが産まれるまではあまり行くことがなかったのですが、必ず授乳室があることや、ベビーカーでも安心して回れる広さ、そして赤ちゃんが泣いたりうるさくしてもあまり心配することがないなどの理由から、今ではすっかり大型のショッピングモールが定番のお出かけスポットになりました。

――ママになってからお出かけに変化があったんですね。

ももこさん
そうですね。これまで気にもしてなかったことに注意するようになりました。一番大切なのはエレベーターの位置と、授乳室ですね。駅に着いたらエレベーターの位置チェック、施設に入ったら授乳室チェックを欠かせません!

――今日りこちゃんと一緒に巡った「ロマンスカーミュージアム」はいかがでしたか?

ももこさん
とても楽しかったです!設備も新しく、ベビーカーでもストレスなく移動できるので、ひとつひとつのコーナーを存分に堪能できました。展示内容も電車の知識がなくても、誰もが楽しめるようなものばかり。赤ちゃんと一緒に遊べるコーナーもあるのが嬉しかったです。子どもたちもたくさんいて賑やかだったので、赤ちゃんがたとえ泣いてもあまり気にならず、気持ち的もゆっくりと過ごせましたね。駅から屋根のある通路で来られるのもいいなと。赤ちゃんとベビーカーでお出かけする際は、天気が気になりますから。

――りこちゃんの様子はいかがでしたか?

ももこさん
リラックスしているようでした。「Runfee(ランフィ)」の乗りごこちもよいのか、途中ぐっすり眠っていましたね。大きな幌が赤ちゃんをすっぽりと包み込んでくれるので、安心できるのかもしれません。

すやすやと眠るりこちゃんと。

シートの背もたれの角度を調節すれば、赤ちゃんに快適な姿勢が作れます。

赤ちゃんを抱っこしたまま片手で畳める「Runfee(ランフィ)」は自立して置けるので、とっても便利!


お話ししている間にすっかりりこちゃんも復活!今日は続いて「ロマンスカーミュージアム」から歩いて数分の「ViNAWALK(ビナウォーク)」へも出かけてみます。その様子は後半でお届けします。

※撮影のときのみ、周囲に配慮しながらマスクを外しています。

●取材協力
ロマンスカーミュージアム


住所:神奈川県海老名市めぐみ町1-3(小田急線海老名駅すぐ)
TEL:046-233-0909(開館日の10:00~18:00)
入館料:大人(中学生以上)900円、子ども(小学生)400円、幼児(3歳以上)100円
開館時間:ホームページ内、営業カレンダーをご確認ください。
※入館は原則事前予約制となります。詳しくはホームページをご確認ください。

https://www.odakyu.jp/romancecarmuseum/guide/

小田急電鉄株式会社による子育てファミリー向けの多彩なサポート施策
・子育てサポート 
https://www.odakyu.jp/personal/child/
・LOVE for BABY 
https://loveforbaby.jp/
・「FunFanおだきゅう」
https://www.odakyu.jp/oyako/
・「おだきゅうキッズ」
https://www.odakyu.jp/kids/
・「こどもとみらい」
https://www.odakyu.jp/oyako/kodomotomirai/

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