先輩パパとママの毎日コラム

vol.444 きみと一緒、あたらしい時間「チームで子育てという考え方(3) パパの子育て」

中村亮子 2021/12/9

料理創作ユニットGomaの中村亮子さんの子育て日記。今回のテーマは、家庭内で最強タッグを組むパパとの子育てについてです。

2回に渡ってお話させて頂いた「チームで子育て」。最後は、パパとの子育てについて。このコラム初ですが、せっかくなので夫に書いてもらうことにしました。私とは少しノリが違いますが(笑)、そこはご愛嬌ということでどうぞよろしくお願いします!

はじめまして。旬の父です。今回はわたしからの「子育て」についてお話をします。どうぞ最後までおつきあいくださいませ。

当たり前ですが、子育ては、ママだけではなくてパパも主役。子育てをしていて気づいたのは、考え方を変えるだけで毎日の育児が日々の生活の中のやりがいになり、習慣化するということ。

習慣になると、逆にやらないと気持ちが悪くなるものです。もちろん、会社員で時間の制約のあるわたしは妻に頼ることが多く、常に尊敬の念をいだいてやまないのは事実です。だけど、「子育ては自分ごと」だと思うので、出来る限り家庭でも仕事を作るようにしています。例えば、

あと大事な仕事は、妻に気持ちよく食事を作ってもらうための食器の片付け!このくらいは平日でも仕事に行く前や帰宅してからなんとか出来ています。願わくは、このちょっとした「名前のない仕事」が、少しだけ家族のバランスに繋がっていたらよいなぁと思ったりしています。わたしは仕事も家庭も求められたタスクよりもさらにこなしてサプライズさせたい派で、人に尽くすのが大好きなので、これらが生きる喜びに繋がっていると感じています。

それと、これは習慣化ではなく、普段から意識的にやっている事なのですが、妻に「ひとりの時間を過ごしてもらう」ことを心がけています。

息子が歩けるようになってからは、天気が良くて予定がない日はなるべく公園に二人で行って妻のひとり時間を捻出しています。従来の「収集癖」が幸いして、子どものテンションがあがりそうな遊具施設を調べあげたり、遠くても自転車で遠征したり。それがまた楽しい。

息子がきゃっきゃしながら遊んでいるのを、バシャバシャ写真を撮って妻に送るのも楽しいですし、最初は怖がった遊具でぐんぐん遊べるようになって彼の成長を間近で感じられるのは何よりも喜ばしいことです。よちよち赤ちゃん期を卒業してからは、男二人でコンビニへ行って、いつもは買わないお菓子とかジュースを少しだけ買って公園で食べるのも密かな楽しみです。

また、パパとして続けている事は「たくさん写真を撮る」ということです。

我が家では、住んでいるマンションの通路の雰囲気が良くて、勝手に「写真館」と呼んでいますが、そこで、妻が妊娠したときから定点撮影を続けています。

どこかの綺麗な場所ではなく、日常の中のひとコマを定点で撮る。というのが気に入っていて、撮り続けて6年目になりました。

息子の誕生日には、1年間の写真をプリントして壁一面に100枚くらいの写真を貼るのが恒例です。彼もその写真を見るのが大好き。少し話せるようになってからは「あそこ、またいきたいね」とか言ってくれるようになりました。アルバムなどもよく見ていて、彼が大きくなってから小さい頃のことを話してくれることもあって面白いですね。「写真」があることで、覚えていない頃の記憶を更新しているのかもしれません。

写真は愛情。家族みんなで過ごした時間を写真で残すことは私にとっては仕事ではなく、もはや使命とも言えるかもしれません。

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PROFILE 中村亮子 食や子どもをテーマに料理、雑貨デザインなど幅広く活動している料理創作ユニットGomaを従姉妹のアラキミカと主宰(www.gommette.com)。媒体での作品発表他、ものづくりワークショップ開催なども行う。著書に、絵本へんてこパンやさんシリーズのレシピ本『12つきのおはなし&パンレシピ』(フレーベル館刊)、『かんたん☆かわいい♡だいすきクッキング』(あかね書房刊図書館シリーズ)、レシピ付き絵本『へんてこパンやさん』(フレーベル館刊)など子どもに向けてのものも多数。
instagram.com/ryocogoma
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