先輩パパとママの毎日コラム

vol.152 新米かあさんと晴太郎の毎日一歩ずつ「頑張らずにできた布おむつ育児」

オオイケユキ 2018/4/27

ヘアメイクアーティストのオオイケユキさんによる、ひとり息子・晴太郎くんの子育てコラム。今回のテーマは「おむつ」です。

私自身、肌に直接触れるものは心地良い素材のものが良いという考えもあり、妊婦のときから、生まれてくる赤ちゃんには布おむつで育ててあげたいと思っていました。

息子が生まれた日から布おむつでの生活がスタートしました。15分おきに二枚重ねにした布おむつの交換に着替えに我が家の洗濯機は毎日フル回転。

布おむつはまず、手洗いでざっと汚れを落とし、私の場合はセスキ炭酸ソーダというものでつけ置き洗いをすると、うんち汚れもそれはびっくりするほどきれいに落ちました。それが気持ちよく癖になるのです!

夜も1時間おきくらいにおむつが濡れているかそっと確認し、交換していました。

息子の成長と共におしっことうんちの量も増えていくので、毎日布おむつを手洗いすることで、その日の息子の健康状態をチェックすることができ、自分自身安心できました。

布おむつは使っているうちにとても柔らかくなっていくので、常にふわふわとした清潔な布に肌が触れていることがとても心地良さそうで、ぐっすりと寝てくれました。

子どもとお出かけする機会が増え、その際大きなリュックに20枚以上の布おむつに着替えを持ち歩いていたので、常にリュックはパンパンという状態によく「どこに行くの?」と驚かれました。

首が据わるようになり、行動的になってきたころ、布おむつの横から大量のうんちがはみ出してしまうというハプニングも多々ありましたが、今思い返せば笑ってしまう楽しい思い出がたくさんです。

キャンプ、山登りなどのアウトドアが大好きなので、そのときも大量の布おむつを山でゴシゴシ洗い、ずらりとロープに干した布おむつはまるでガーランドのようでした。

「布おむつ大変でしょ?」と聞かれることが多いですが、私にとって初めての出産、そして布おむつも初めての体験。布おむつしか知らない毎日の生活は、1日に使う布おむつの量に慣れてしまえば何ともない当たり前の生活へ。とにかく汗っかきの赤ちゃんのおむつかぶれトラブルもなく、安心して毎日着けられる布おむつにして良かったと今でも思います。

ちなみに、布おむつは赤ちゃんが濡れを感じやすいので、トイレトレーニングがしやすいという話を聞きますが、息子も1才を過ぎたときにトイレトレーニングを少しずつ始めてみることにしました。

おしっこをしなくても「ここでおしっこできたら気持ち良いね〜」とおまるに座る癖をつけることを目的に1日に何度か座らせていました。

おしっこをする間隔がどのくらいか分かるようになってくると、そろそろおしっこの時間になりそうだなあと思ったときに、「おまるに座って絵本を読んでみよっか」とうながし、初めておまるでおしっこができました。そのときは「わ〜おまるでおしっこできたね〜!すごいね!」と拍手して大喜び!失敗してしまっても、水たまりのできた床をお掃除しようねと一緒に拭き、トレーニングを嫌にならないよう工夫しました。そのうち、気づくと「ちっちできた!」と嬉しそうな大きな声が聞こえてくることが多くなりました。おまるにしたおしっこを一緒にトイレに流しに行くのがとても楽しいようで、成功する機会が増えていきました。

現在息子は3才。今ではほとんど失敗することもなくトレーニングパンツでの生活ができるようになり、息子の成長を感じます。

布おむつを着けておっきなお尻で元気よくハイハイをしている息子の後ろ姿は、なんとも言えず愛おしくて、今でも鮮明に覚えています。

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PROFILE オオイケユキ ヘアメイクアーティスト。ハンドメイドのアクセサリーや雑貨のブランド「クニュキ」のデザイナーとしても活動。http://www.knyuki.com
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