先輩パパとママの毎日コラム
料理創作ユニットGomaの中村亮子さんの子育て日記。
(前編のつづき)でもストイックに考えるんじゃなくて、できることなら楽しみたい。そんなわけで私が大事にしよう!と思ったもの……それは「ユーモア」です。
何でも面白く考えてやろう。何でも笑ってしまおう。何でもツッコミ入れたろう(前述の子泣きじじいのくだり的な)。
いや別に関西人とかじゃないですよ。生まれは東京です。でもね、出産するしない関わらず、育児するしないに関わらず、ずーっと昔から「ユーモアがある人生」は実は私のテーマではありました。もちろん本気で笑えない日は笑わなくたっていいけど、でもできる限り面白いこととして人生をとらえたいなあと思って生きてきました。
とはいえ出産前はそんなに楽しめるだろーかと不安に思う気持ちももちろんあったのですが、やってみたら育児は面白い!のオンパレード。「ええええ!!!」てことは多々あります。が、ウンチが大量に漏れても、夜泣きで長時間泣かれても、とりあえず「この状況ってすごい。新しい。想定外すぎる!」とすべてを今までの人生では味わったことのない任務遂行に全力を注いでみるのです。
あとはもーこれしんどい!と思ったときほど笑う……!これも大事。これは実行するともれなく子どもが泣きやんだりするという特典がついてくることもあり。赤ちゃんって笑っている人がいると楽しくなったり好きだったりするみたいです。意味不明の超ギャン泣きのときに「もー笑うしかない!」と無理やり大笑いしたらつられて笑ってくれました(心の中で嬉し涙)。
そんなこんなで無事に1才を迎えた息子。食べることに意欲満々な彼は離乳食もよく食べ、お互い風邪をひいて体調を崩したことを機に自然卒乳を果たし、最近は比較的夜もロングスリープで母の睡眠不足もだいぶ解消。1年前を考えたらだいぶ生活も楽になりました。
が、最近は自己主張の嵐といたずら満載時期がやってきたようで、事によっては苦笑いなことも多々出てきております(あとよく食べるー!)。でもどれもこれも成長のしるし!大変なぐらいが個性かもしれません。そして後々笑い話になるだろうと思ったり。何よりそんな思い出が多いほど老後が楽しそうだなとか思いながら、面白がっている日々です。