中村紀世志

先輩パパとママの毎日コラム

vol.173 中村家の子育て日記その2「タイムマシン」

2018年1月17日に長男・維十(イト)くんが誕生。パパになったばかりの中村紀世志さんが綴るハッピーな日々。第2回のテーマは、「里帰りと両親の思い出」です。

中村家の子育て日記その2「タイムマシン」 中村家の子育て日記その2「タイムマシン」

1月末、生まれたての息子が我が家にやってきて1週間が経過。慣れない子育てに四苦八苦しているうちにその日はやって来た。里帰り。これから1ヵ月、妻と息子は実家で生活をする。

真冬の冷たい風が吹く中、急いで息子をベビーシートに固定。おとなしくしてくれるかなあ。なんてこちらの心配をよそに2時間のドライブ中一度も泣かず、すやすやとベビーシートで眠り続けた。

到着して車を停止させるや否や顔を真っ赤にして泣き出した

到着して車を停止させるや否や顔を真っ赤にして泣き出した。おい息子よ。君はもしかして車が好きなのか?帰省時にいつも過ごす部屋には既に加湿器や頂き物のベビーベッド、ホットカーペットが用意されていた。

しかしエアコンの調子が悪いのか、なかなか部屋の温度が上がってこない。急いでホームセンターで隙間を埋める為のクッション材を購入し、廊下の冷気が入り込まない様に襖や障子の隙間という隙間を目張りするとようやく部屋の温度も湿度も上がってきた。

息子と飼い犬のキョン

初日は息子が泣くたびに隣のリビングで飼い犬のキョンが吠えた。新生児と犬を会わせて良いものかどうか分からず隔離していたのだけど、犬は犬で今までと雰囲気の異なる生き物の気配を感じ取り落ち着かない様子。というわけで2日目の朝、ご対面。興味津々で近づいてきては息子のちょっとした動きで飛び退くキョン。 でも気になってまた近づいてくる。 家族と認識してくれたのか、その後は全く吠えなくなった。

そして僕は仕事のため福岡に戻った。毎日妻に電話やメールで息子の状況を聞いたり写真や動画を送ってもらったり。スマホがなかった時代から見れば便利な世の中になったとは思うが、それでも家族が一緒にいないのは寂しい。

祖母と孫

里帰りから2週間、石川に住む両親が息子に会いに電車を乗り継いでやってきた。10時間を超える移動にさすがに疲れた様子だったが、孫を前に喜びに表情が崩れる。寝顔を見て笑ったり、頬や小さな手を触って笑ったり、自分たち夫婦とやることがまるで同じ。見ているこっちがちょっと恥ずかしくなるぐらいのテンションで戯れている。

僕が生まれた時もこんな風に喜んでくれていたのかもしれない。いや、きっとそうに違いない。まるで生まれた当時の自分と両親を見ている様な、不思議な感覚。

孫を前に喜びに表情が崩れる

そういえばあの名作漫画にもそういう回があった。主人公がタイムマシンに乗って自分が生まれた日に行く物語。生まれたての自分を前に喜ぶ両親を見て、その後主人公はどうしたんだっけ。物語のラストは忘れてしまったけど、気持ちは今の自分と同じなんじゃないだろうか。もっとしっかりしよう。

中村紀世志

PROFILE

中村紀世志

2014年より福岡に移り住み、フォトグラファーとして活動する傍らフリーペーパー『KEMONOTE』の制作も行う。2018年1月に第1子を授かり、夫婦で日々奮闘中。
http://www.kiyoshimachine.com

(制作 * エチカ)

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