先輩パパとママの毎日コラム

vol.346 NICE TO MEET YOU「子どもの色」

holiday 堀出隼、美沙 2020/8/4

「食とデザインとアート」をテーマに活動しながら、二児の子育てをする堀出隼さんと美沙さんのholiday流子育て回想録。今回の担当は隼さん。ピンクのスニーカーにまつわるエピソードから、男の子・女の子という色の境界線についてのお話です。

いきなりですが、僕自身「好きな色は?」と聞かれると「サーモンピンク」と答えます。実際、アトリエの壁や、スマホのケースなどがその色です。

否定する意見では無いけれど、大人の衣類と同様に子ども向けの衣類でも、「女の子用」といわれるコーナーには「男の子用」コーナーよりも、バリエーション、色どりが豊富な印象があります(現状、変わっていたらすみません)。

衣類以外にも、全体的にざっと色分けをすると、男の子は「青」、女の子は「ピンク」のイメージ。

我が家の1人目の子どもは「男の子」。僕自身の色の好みも含め、「女の子コーナーにはピンク系のアイテムが多くて良いなー」と買い物に行く度に思っていました。

ある日、スポーツ用品店を訪れた際に、「子ども用スニーカーのワゴンセール」コーナーを発見。そこには、山盛りのスニーカーが男女関係なく積まれていました。その中から、某メーカーのピンクのスニーカーを発見。サイズを確認するとちょうど良い!「おー!」と迷わず購入。帰宅して息子に履かせると似合っているし、本人も嫌がることなくご満悦の表情。

この靴が、まさに第一歩となり、我が家では2番目の娘含め、ボーイズ、ガールズの「色の境界線」はあまり設けないように意識しています。

余談ですが、この原稿を書きながら、フランスでデザインの修行をしていた時代に、デザイン会社の先輩から「世の中に汚い色は存在しない。その色をどう組み合わせるかが大切なんだよ」と教えてもらったことを思い出したので述べておきます。

出店のお手伝いをしながら、いろいろな素敵な物をたくさん見せてくれた表参道のH.P.Deco前にて。長男はこの頃、よく女の子に間違われていました。

「色の境界線」という意味では、「色」に限らず、音楽、アート、まさに色々なジャンルにおいて、「男の子」「女の子」さらに「大人」「子ども」は意識せず、良い色味の物事を一緒に楽しもう!と考えています。

男の子、女の子の色の違いはあまり設けなくてもいいんじゃない!?と言いつつ、下の娘にはしっかり花柄の洋服を着せて楽しんでました。

食用のお花をのせたテリーヌなどで生後〇〇日を楽しんだり。ま、臨機応変に色や柄を選んでいきたいと思います!

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PROFILE holiday 堀出隼、美沙 アートディレクターの堀出隼と料理家の堀出美沙から成るクリエイティブユニット。「make everyday happy(毎日を楽しく)」をコンセプトに、アート&フードディレクション、ケータリング、空間演出、ディスプレイ、イベント企画、オリジナルグッズプロデュースなど「食とデザインとアート」を中心に活動、湘南・葉山に食堂「HOLIZONTAL」も営業。また子どものアートを募集・展示・評価する「holidaymuseum」をオンラインで開催中。2009年生まれの謡くんと2012年生まれの鈴ちゃんの子育て真っ只中。
http://we-are-holiday.com/
instagram @weareholiday
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