先輩パパとママの毎日コラムvol.248

今日も笑って、明日も笑って「赤ちゃんの歯みがき」

2019/5/14
今日も笑って、明日も笑って「赤ちゃんの歯みがき」 今日も笑って、明日も笑って「赤ちゃんの歯みがき」

パパと愛息子・樹(いつき)くんと愛犬・ペン。3人と1匹で暮らすやまもとりえこさん流の子育ての楽しみ方。今回は「赤ちゃんの歯みがき」をテーマにお届けします。

樹(いつき)が歯みがきをはじめたのは6ヵ月頃、下の前歯が生え揃った頃でした。2本ピコッと出ている小さな歯、笑うと見えますよね!

樹くん

まず、樹の自分みがき用の歯ブラシと、私が使う仕上げ用の歯ブラシを1本ずつ用意しました。この頃は何でも口にいれたがる時期なので、小さなゴムの歯ブラシを渡したら迷うことなく口に含みカミカミし始めました。その間はずっとご機嫌だったので、とても気に入っていたみたい。

この頃は磨くというより、歯みがきの感覚を知って習慣づける感じ。歯みがきって楽しい!と思って欲しくて「わあ〜上手ね!」とやや大げさに褒めた後、私がさっと磨いてお終いでした。

樹くんとペンちゃん

歯が4本、6本、8本と増えていくにつれ、そろそろ真剣に仕上げみがきをせねばなるまい……ピカピカにしてあげたい!してあげたいんだけれども、私がやろうとすると全力で嫌がる。ひどいときは泣きわめく。30秒くらい我慢したら終わるのに、それが我慢できず……全力で嫌がるから、両足で全身を固定し無理やり磨いていました。夏場は泣きわめいて汗だくになるので、歯みがきの後にシャワーを浴びる日もありました……。

2才半になって、歯みがきの歌を聴きながら泣かずに磨けるようになりました。それから歌がなくても泣かずに口を開けるようになったのは3才になる少し前。ここまでの道のり長かったです(涙)。

歩き始めた頃にはすっかり自分みがきに慣れて、歯ブラシをくわえたまま立ち上がったり、ハイハイでどこかへ行こうとしたり、目を離すととても危険でした。くわえたまま転んでしまうと喉を傷つけてしまう恐れもあります。だから、自分みがきは必ず座ってしよう!と何度も教えました。家庭での事故は意外と多く、保護者のちょっとした配慮で防げることも多いそうです。仕上げ用の歯ブラシも手の届かない場所に置いています。

1才6ヵ月健診時は、歯が上下に8本ずつ(計16本)生えていました。まだ離乳できていなかったので、「寝る前に母乳をあげたら歯みがきをしてあげてくださいね〜」と言われました。それが結構難しく、飲みながら寝てしまった!なんて夜は、慌てて歯を軽く拭き取ってあげていました。

そうそう、虫歯予防として歯みがきの他に、樹とお皿・コップ・箸・ストローなどを共有しない、スキンシップのキスはほっぺにする、離乳食の味見も必ず別のスプーンを使うなどとか、大人の虫歯菌が樹に移らないように注意して接していましたね。

にっこり

2才過ぎた頃から、気のせいかな?と思っていたのですが、歯全体がだんだん茶色になっているような……赤ちゃんの真っ白い歯じゃない、薄っすら茶色。もしかして、全部虫歯!?夫に聞いても、「光の加減じゃない?白いよ〜」と悠長な答え。私も歯科健診へ行きたかったので、親子二人で近所のキッズコーナーがある歯科へ予約を入れました。

嫌がる樹をおだてて、なんとか診察椅子に座らせ口を開けさせ、先生が一言。「あ、これ茶渋ね。心配しなくていいよー」と、樹の茶色い歯は茶渋だったんです。この茶渋、歯ブラシでは取れないらしく、もう少し大きくなってから(黙って口を大きく開けられる子になったら)機械で磨き取るらしいです。歯に茶渋がつくことは決して悪いことではなく、口内がアルカリ性に傾き虫歯ができにくい環境になっているからなんだとか。ホッとして歯医者さんを後にしました。

それから樹はしばらくの間【茶渋王子】と呼ばれていましたよ(笑)。

やまもとりえこ

PROFILE

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男の子のママ。犬と暮らし始めたことをきっかけに写真を撮り始める。趣味は写真を撮ること。息子と愛犬との日々を写真に収め、日々Instagramにアップしている。
https://www.instagram.com/penittsuhouse/

(制作 * エチカ)

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