先輩パパとママの毎日コラム
ドイツ人の夫と愛娘・スーちゃんと3人で暮らす酒井咲帆さんによる、出産&子育てコラム。
写真館を営んでいることもあり「子どもの上手な撮影の仕方を教えてください。」とよく聞かれる。
その度に“上手”って何だろうと真剣に考える。そんな撮影の仕方あるのかなぁと思いながら闇雲にInstagramを拝見していたら、下手な人なんていないんじゃないかと。
Instagramにアップするくらいだから、「伝えたい!」という思いのもとに撮影されていることが多い。そういう気持ちがあれば、多少ピントがブレてても、ボケてても本人がよければそれでいい。
もしかしたら「上手に」っていうのは、自分が納得することに近い。そして自分が納得できるということの中に、相手とも共感できる、とか、相手が喜んでくれる、とかそういうのも含まれる気がする。
そう考えると上手な撮り方っていうのは、自分が撮影するときに生まれる相手への姿勢で大半は決まってくるのではないかと思えたりする。多少のテクニックもあるだろうけど、まずは撮影そのものを楽しむこと。
ということで、私が大事にしている「子どもの上手な撮影の仕方」を書き出してみました。
【事前準備】
【心の持ちかた】
【実践】
カメラが重たかったら、使い切りカメラに変えてみるとか、とにかくさっと取り出せるような小さなデジカメを用意するとかでもいいかな。
高度なテクニックになると、撮影しながら鬼ごっこをしたり(撮影されたら負けというルールを作って追いかけ回す)、絵本を使って「これな〜んだ。」とクイズを出しながら撮影したりと、子どもは撮影していることなんて忘れてしまってその時間と空気が変わったりする。そんなときこそシャッターを。
そして撮影している本人(カメラマン)が思わず「楽しかった〜。」と言葉にしたとき、その写真はきっと満足できるものになっているはず。