先輩パパとママの毎日コラムvol.65

今日も楽しく過ごします。大ちゃん元気です。「オトコ同士の時間」

2017/6/2
今日も楽しく過ごします。大ちゃん元気です。「オトコ... 今日も楽しく過ごします。大ちゃん元気です。「オトコ...

東京・調布市で夫とともに「手紙社」を営む北島洋子さんの、愛息子大ちゃんの 妊娠・出産・育児のこと。

♪歩こう 歩こう 大ちゃん元気
今日も楽しく過ごします
大ちゃん元気です

これは、夫が作ったトトロの主題歌「さんぽ」の替え歌。途中からはメロディも自作に替わる、お気に入りの歌です。泣いた息子をあやす時やお出かけの時、いつも口ずさんでいる、息子・大詩のテーマ曲です。

息子の世話を喜んで引き受けてくれる夫。ミルクをあげるのは夫の担当。飲むスピードや哺乳瓶に息子が添える手を見ては、その成長ぶりを実感しているようです。洗濯も夫の担当。これまで、大人の洋服しかなかったのに、そこに小さな小さな洋服が加わった景色が新鮮で、洋服を干しては「かわいいねー」とニコニコしたり、丁寧にたたんで積み上げて満足そうにしてみたり。お風呂に入れるのも夫の担当。二人で湯船に浸かって、息子を泳がせてみたりボールで遊んだり。「キャッ!キャッ!」とお風呂から聞こえる笑い声に、私まで笑いがこみ上げてきます。

お風呂

そんな夫ですが、生まれたばかりの頃は、母親にばかり甘える息子を見て「お母さんには勝てないな」と言いながらも、その距離を縮めるべく悪戦苦闘の毎日でした。どうしたら、息子はいつも機嫌よくいてくれるのか。泣きやませるにはどうしたら良いのか。ネットで調べてはいくつもチャレンジしました。

ある時気付いたのは、「抱っこの仕方がよくないのでは?」ということ。抱っこの仕方を教えてくれるDVDを買って、テレビの前で大研究。またある時は「階段の上り下りをする上下運動をすると泣きやむらしい」という記事を見つけたらしく、踏み台昇降用の台を購入。これは息子にはまったく効果がなく、意外と大きな踏み台が初日にして押入れ行きになってしまいました。

カフェ

生まれて2ヵ月頃に「第一次パパイヤ期」とも呼べるような、パパを嫌がる時期がありました。抱っこしても、歌をうたっても、おもちゃを渡しても、夫が抱っこしているときは一向に泣き止まない。そのくせ、私が抱っこするとケロリと泣き止む息子。その様子に、夫はとても落ち込んでいました。そんな時は先輩パパたちに「みんなこんな時期を迎える」「そのうちパパの方が好きになる時が来る」と励まされながら、あのテーマ曲を歌い、めげずに息子と向き合っていました。

最近、息子はお父さんが大好き。私が抱っこしていても、お父さんの姿を見つけると足をバタバタさせながら、口をいっぱいに開けてニコニコ。私が抱っこした肩越しにお父さんの顔を見るのが大好物のようです。

そのうち、オトコ二人だけの旅なんかにも行くんだろうな、と思うと、そんな日が待ち遠しいような、仲間外れにされるのがちょっと寂しいような。複雑な気持ちの母なのでした。

すやすや
北島洋子

PROFILE

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東京出身の編集者。大手通信会社の広告宣伝部、ガーデン雑誌の副編集長を経て、2008年に夫とともに「手紙社」を立ち上げる。手仕事の作家を集めた「もみじ市」などのイベント企画や店舗運営に従事しながら、2016年9月に第一子を出産。獅子座でいぬ年でA型。
http://tegamisha.com

(制作 * エチカ)

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