先輩パパとママの毎日コラム

vol.139 小さな僕とのはじめてづくしの日々「親子で楽しむ年間行事 ~前編~」

きなこ 2018/3/6

赤ちゃんとパパとの毎日をInstagramにアップし、現在12万人を超えるフォロワーのいるきなこさん。初めての妊娠、出産、育児について聞きました。

「七夕」のキッズプレート。

子どもが産まれたことをきっかけに、行事が気になるようになる方も多いのではないでしょうか。

私も息子が産まれてからは家族で過ごす行事の大切さについてより考えるようになり、過ごし方も変化しました。何より子どもと過ごす行事はとても楽しく、家族の繋がりやあたたかさを改めて感じられる幸せな機会だなぁと思います。

息子が産まれてから、お正月や節分や節句、七夕など、特に日本の行事に興味を持つようになりました。自分で詳しく調べてみたり、母や祖母に尋ねてみるなかで、今まで知らなかった日本の行事が実はたくさん存在し、その多くが家族の健康や幸せを願った、家族への愛情表現であることを知りました。

「初午」のいなり寿司。

「節分」の鬼まんじゅう。

「節分」の豆で作ったおやつとふりかけ。

私自身、大人になってからも大晦日が来るたび、母と祖母と一緒におせちを作ったこと、紅白歌合戦を見ながら食べた年越しそば、お正月の朝起きるとほわんと香るお雑煮の香りを思い出します。お正月だけでなく、毎年その季節が来るたびに思い出す定番のあの味、家族と一緒に過ごした楽しい思い出が私の心には知らず知らずのうちにしっかりと刻み込まれているのだなと感じます。

「事八日」のお事汁。

色んな記憶が思い出されるなかで私が一番に思い出すのが食べ物です。お正月はお雑煮におせち、ひな祭りはちらし寿司ケーキ、クリスマスにはチョコレートシフォンケーキ……。私も息子と行事を楽しむなかで取り入れやすいのが食べ物だなあと思います。離乳食期でも、盛り付け方を工夫したり季節の食材を取り入れたり、大人用を工夫して取り分けることで行事食を一緒に楽しめます。

「クリスマス」のキッズプレート。

「十五夜」のお月見ミニバーガー。

息子も成長し、一緒に食べられるものが増えてきた今、行事食も一緒に楽しみやすくなってきました。どうしたら息子も一緒に食べやすいかな、楽しく食べられるかな、と工夫する時間もまた楽しいものです。

「節分」の海苔巻き。息子には食べやすいように小さく作ったものを。

「お彼岸」のおはぎ。小さい方は息子も食べられるように白米で作ったおにぎり。

これからは毎年定番のメニューを決めて、大人になってもこの時期が来るたび「かーちゃんのあの味、懐かしいなあ」と思い出してもらえたらいいね、と夫と話しています。「行事」は毎年繰り返されるものだからこそ、家族の絆を深める大切な機会にしていけたらと思います。後編へつづく。

「イースター」のにんじんケーキ。

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PROFILE きなこ 夫と息子と3人暮らし。家族で過ごす日常の風景を撮影したり、子どもと一緒に手作りおやつや工作を楽しむのが趣味。暮らしや育児を楽しむアイデアをblogで紹介中。
https://www.instagram.com/kinako_710/
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